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薔薇と大砲〜フリドニア日記2〜
1999'2.21〜4.13



4/13(火)
千秋楽の特別企画として、カーテンコールでケラさんが歌う。
上の方にあるセペダ様の横で歌っているので、落ちやしないかと、冷や冷やした。
キムラ緑子さんが観に来て下さる。三宅さんのビールの仕掛けが知りたかったらしく、面識のない大倉君に詰め寄っていた。大倉君ビックリ。それを見ていたケラさんは更にビックリしていた。すいません、私が仕掛けのタネを知ることに全く興味がなかったばっかりに。
バラシは、当初、朝5時までかかるかもと噂されていたが、1時半に奇跡的に終わる。2時半から5時まで打ち上げ。大入袋はみのすけさんとシカと私で配る。気の利いた一言を言わなきゃいけないから大入配りは苦手。
4/11のアンケート。E藤さん、名前間違えてました?私は間違えてないと思うのですが…、いずれにしても申し訳ありません。T木さん「HP掲示板で、かたつむり?アラブ人?て思っていたのでスッキリしました」すいません、ネタバレしすぎ?以後気を付けます。
裏稽古場日誌は5/9のAGAPE store『D/J』の初本読みまでお休みする。


4/11(日)
起きたら12:00だった。
集合時間は12:30。15分遅刻した。ビックリするくらい全身むくんでいた。劇場についても、まだお布団の中に入っているような感じだった。
新谷が腹痛に苦しんでいた。どうやら昼に食べたエビ系のサンドウィッチに当たったらしい。それはそれは痛そうだったが、薬が効いてきたらしく、休憩の頃には無駄口をたたくいつもの新谷になっていた。良かった良かった。
今日は「ぎが」の曲中の台詞を間違えた。あまりにスムーズに間違えたのでお客さんには絶対に気づかれないが、舞台裏では皆ずっこけていたらしい。
昨日のアンケート、“死神”をキャスト表に載せるべきだと書いたT田さん、いい人だ。I切さん「『フローズン・ビーチ』同様、二役が良かったです」先のT田さんは『フローズン・ビーチ』の「萌」(心臓痛くなって死んじゃった人ね)に似てると書いていた。ええ、このパターンしかないもので。H沢さん「マメに更新しててすっごいですね〜」私もそう思う。なんでこんなに更新しているのか。H田さん「もっとHなかっこうをしたマツナガさんも見てみたいです」次のナイロンのチラシの絵を見てヤバイ予感がしてはいるが…。O澤さん「1日2回の公演、さぞかし魂が地に落っこちるほど疲れていることでしょう」疲れる程働いてないから大丈夫よ、私は。T尾さん「スピーカーから聞こえてくるマイクのガサガサいう音が嫌だった」その音を出しているのは私。O幡さん「松永さん、今日が一番面白かったです」三回目の方ならではのご意見。Y口さん「松永ちんと蛸の足を振り回す姿が良かったです」蛸の足を振り回してるのはぎが。それより“松永ちん”って…。S本さん「松永さんは毎回ハズカシー事言わされてるし」言ってないよと思ったが、『フローズン・ビーチ』でも言ってたわ、一回。今江さんよりはそういう台詞に当たる確率は低い。S藤さん「妻の落ち着いて仕草と、ダサモの南太平洋系女性の演技のどちらにも力を感じるのはさすがでした」そうそう、私も南太平洋系のつもりだったの。S藤さんからのご質問Q1.タコ足って重くないんですか?A1.重くはないけど、でかいので持ちにくくて、相当肩凝ってて、サロンパスは必需品。Q2.後半の台詞が本当に楽しそうに言えたのは芸の力でしょうか?A1.いいえ、普段から楽しく言ってます。「大好きな松岡さんがあんな姿に…でもいいです。カタツムリになってさえ美しい」ついにここまで来ましたか…。「大高さんの会話術にホレボレ」ん?あの?『象』でご一緒した?もしかして大倉君?「キャラメルの近江谷さん、初ナイロンだったそうです」というチクリメッセージもあった。
今公演で最も微笑ましかったアンケート、K村さん親子(子供9歳とその母)「犬山犬子さんが大好きです。おかあさんは、たまの知久君が大好きです。」
今公演で最も辛口「今回は全然良くなかったです。かなりショックです。次回は期待したいです。長いしつまんないし最悪です。」(記名有りだったが、公開を前提として書かれていないので、名前は出さないね。あ、そんなこと言ったら、今まで名前出しちゃった人はどうだって言うの?勝手に名前出してすいません。)この方の何がいいかって、記名の上の辛口もそうだが、簡潔に辛口なところ、そして、最悪だったにも関わらず次回も観て下さるということ。


4/10(土)
夜の本番中によだれを垂らしてしまう。
今までのお色気役や知的な役では考えられないことだ。口を開けていたら垂れていた。カーテンコールの行進では、足が乱れてツーステップを踏んでしまい、後ろの安沢を笑わせてしまった。
昨日のアンケート、S田さん「外人の人、顔がとろんとしていてすごいと思った」とろんとしてたらすごいのか?匿名さん「何とも言えず、マゾ体質をくすぐる芝居ですね…」そうだったのか…。S田さん「ガンビーズのガウロンみたいな役でしたね。でも腹ひっこんでてえらいなと思いました」今江さんがガンビーズでやってたのは“ガオロン”。腹は努力してひっこませたわけじゃないので、誉められたもんではないぞ。匿名さん「ダサモ、あぶない役だけどかわいいです。でも、かわいそうコリーナ」“あぶない役”とは微妙な表現を。コリーナを可哀想に思ってもらえて嬉しい。あんなうっとおしい女、殺されてもやむを得ないと思われてもおかしくない役だし。


4/9(金)
今日は大失敗をした。
芝居では失敗はしていない。というか、失敗しようもないのだが…。
今日は母の誕生日だった。だから終演後電話しようと思っていたのに、飲んだくれている内に翌日になっているではないの。一応電話してみるが、誰も出やしない。そりゃそうだ、深夜だし。
今日は仁田原の誕生日でもあった。皆から彼女へのプレゼントは京王プラザのスープ詰め合わせにした。私が買いに行った。今思えば、母のことを第一に考えるべきだった。きっと寂しい思いをしていたに違いない。だが、こういう風に、気にかけているときに限って、「なんで電話してきたん??」とかって言われて拍子抜けしちゃうんだ。ああ、でも、なんにせよ大失敗。
池田成志さんや植本潤さん、藤谷みきちゃん、山中聡さんが観に来る。成志さんはロン毛になっていた。そうか、『象』からそんなに時が経っているのか。短い方がカッコいいのに。
明日は昼公演がある。起きられるだろうか?これを書いているのは、もう4/10の朝4時を回っている。


4/8(木)
最初の登場シーン、背中にサロンパスを貼ったまま出てしまう。
楽屋に帰ってトイレに入ったとき、背中がかゆいなと思って触ったら、出掛けに貼ったのがまだ貼ってあった。カッチョ悪ぅ。
古田新太さんや高田聖子さんや木野花さんが来る。でも今日は、かねてから計画していたリリパとの合コン(全然合コンでも何でもないが、いつしかそんな呼ばれ方をしていた)の日だったので、今江さんと二人、下北に行く。
野田さんと大谷さんに会いに行ったのだが、妙に大人数で、中島らもさんやコング桑田さん、及川さん、橋本潤さん深沢敦史さん、観に来ていた筧利夫さんもいらっしゃっていた。
一緒に出ていたときには、仲間であり敵であったような野田さんだったが、久々に会ってみると、なんか、懐かしい親戚の兄ちゃんのように感じた。相変わらずの温室育ちの悪魔ぶりに安心する。
家路についたときには空はすっかり明るくなっていた。タカリンは元気だろうか?
昨日のアンケート。N澤さん「マヤとダサモが特に好きです」ダサモと並列にされているマヤはちょっと可哀想。T中さん「犬山・松永もっと見たかった」次のAGAPEとその次のナイロンではもっともっと出るよ。A井さん「コリーナの死ぬ所はすごいと思います」すごいっていう感想の方がすごい。A部さん「松永◎犬山◎大倉○小宮○石川○」ああ、カタツムリと間違えちゃったのね…。


4/7(水)
昼間、竹内銃一郎さんから電話がある。
『薔薇と大砲』の感想を電話してやるとは言われたが、本当にかかって来るとは思わなかった。結局、私に劇評を言っても仕方がないということになり、楽しい毒舌トークを30分ほど楽しむ。
竹内さんは、チラシの束に入っていたAGAPEの仮チラシを見て「君のことフェロモン女優って書いてあるよ、全然フェロモンなんか出てないのに」と鼻で笑われた。あんただって脱がしたじゃないかって、心の中で小さくツッコんでみた。ダサモもこりーなもまあまあ気に入って下さったようだ。でも、前半は寝ちゃったらしい。
今日は知った顔のお客さんが多かった。このHPを作って下さった藤田秀世さんを始め、鈴木裕美さん、久松信美さん、柳岡香さん、加藤賢崇さん、そして、今度のAGAPEの脚本担当の古舘プロジェクトの山名さん。大勢で飲むと疲れる。
昨日のアンケート。K谷さん、いつもどうも。I塚さん「すごい役でしたけどすごく笑いました」ええ、すっごい役だわ。T野さん「かたつむりとモサド。そんな感じ。」惜しい、正解はダサモ。カピタンさん「ゲスいっす」仰るとおり。Tさん「カタツムリが出てきたり、アラブ人が出てきたりして楽しかったです。」アラブ人だったのね?初めて気づかされた。


4/6(火)
ゲネが出来なかったので、舞台写真が撮れていない。ということで、開演前に、必要なシーンだけ撮影用にやる。
今日は、端の方の席に空席が目立った。客の反応もイマイチ。でも、笑いが薄いからといって退屈しているとは限らない。カーテンコールの拍手は満員の日のそれと変わらないどころか、それ以上だった。
井戸落ちの後、楽屋に帰ってきた村岡の足から血が流れていた。今江さんの右腕はあざで真っ黒。リエさんの脚も小さなあざがいっぱいで、まるでシャブ中のようだ。私も、玉から思いっきり落ちてみたら、膝が真っ黒になってしまった。舞台役者だからあざも困らないが、舞台もやりつつTVもやっている女優さんは大変に違いない。
昨日のアンケート、N本さん「奥さんが死神らしきものと手をつないで“死”を表現している所が美しくて印象的だった」これを読んだ“死神”役の安沢千草は“死神らしきもの”という言葉にガッカリしていた。「でも、千草がやってるって誰にもわからないんだからいいじゃない」という周りのフォローで更にガッカリしていた。踊りが苦手な私が綺麗に踊っているように見えるのは、全て、ダンサー安沢のリードによるものである。F尾さん「松永さんチ○○言い過ぎ、でもすこしのエロスを感じました。もっとやってくれぇ。」ゆ…歪んでる…。その他、色々書いてくれた皆さん、有り難う。そして、ダサモ宛に私にメールを送ってくれているE野さん、嬉し恥ずかしです。ダサモ誕生…というか、ああいうキャラは、稽古中に出来たもので、その大まかな模様は、今月のマツナガ他己紹介の小宮さんの誉めすぎな文章をご覧あれ。


4/4(日)
今日は疲れちゃった。
土日しか観に来れない方には申し訳ないが、土日は役者がとっても疲れている。あんなに晴れやかな顔でカーテンコールをしているが、ソデに入った途端、皆死に顔になっている。
終演後、明日の岸田戯曲賞受賞パーティー用のコントを、猫ニャーのブルースカイさんに演出してもらう。なんか、ちゃんと稽古してるなー。
コントの稽古後、森若香織さんを含む泪目銀座系の人と 飲みに行く。『薔薇と大砲』のセットの、上からブラーンとなっている木?草?は泪目銀座からの使い回しだそうだ。フェスティバル3公演中2本が、生演奏で同じセットを使っているので、せっかくだから最後のMOTHERも生演奏で同じセットを使ってもらおうという話になる。でも病院ものじゃ無理だ。無理だって言っても、「病院の外の風景でさー」とか「回想シーンで」とか「音楽療法って事で」と、皆、引かなかった。残念だが、きっと生演奏もなくって、あのセットも使ってくれないんだろうなー。
さて、昨日のアンケート、H部さん「ダサモかわいかった」ありがとう!Y橋さん「松永玲子さんがすごかった」漠然とした表現なのに、非常に力強いものを感じる言葉。どこがどうすごいのか聞いてみたいところだが、この漠然さ加減がいいのかもしれん。T原さん「三宅さんのぎがと松永さんのダサモ最高でした。適役っていうか」コレコレそんなこと書いちゃー。かつやさん「ヒキョウだ」って言われても、カタツムリよりはマシでがしょ?その他、名前は挙げてませんが、皆さんありがとう。
やっぱり私と村岡は似てるのね。髪型のせいだけ?声でわかると思うのは甘い?村岡の声は変わった声だよ?私は普通の声。まあ確かに、ああいう淡々とした役は、私のやりそうな役だがな。


4/3(土)
昼の公演は、やってる方も観てる方も、ボーッとしているような感じがする。笑いの薄いお客さんだった。
今日はカメラが4台入っていた。こういうときには、あまり上手くいかないものだ。
昨日のアンケート、K辺さん、「裏のない素直な役どころ」ですよね。こんなに素直なのは、生まれて初めてかも。A藤さん、「マツナガ宅」にも書き込んでね。


4/2(金)
開演前の舞台で、スペースゼロの提携の神社から神主さんを呼んでお祓いをする。
「ナイロン100℃」だの「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」だのと、横文字(?)が多いので、神主さんも大変だ。それにしても、教会のセットと神主さんは不似合いだった。御神酒を戴いて、お酒の味を思い出す。おいしかった。
鮫肌文殊さんが観に来たので、勿論飲みに行く。お酒の味を思い出したところだったので、とてもおいしかった。鮫肌さんは、パンフを購入して下さっていたが、帰りには持っていなかったような気がする…。
昨日のアンケート、M輪さん、「Coolな役より今回みたいな方がいい」なんて書いたら、またあんな飛び道具的な役になっちゃうよ。鮫肌さんには「ずるい役だ」と言われたが、村岡よりはマシだと思う。いかがなものか?


4/1(木)
関係者が多い日だった。
風邪ひきの私は飲みにも行かず、連日まっすぐ帰って、なぜだかHPに全力を注いでいる。
O合さん、お誉めの言葉ありがとう。古屋さん、次回はきっとナイロンから優先予約が届きます。他、私の楽しみであるアンケートにご記入いただいた皆さん、ありがとう!来週も平日のチケットはまだまだあるので、お知り合いにもお勧めしてみてね。
明日は私とみのすけさんのシーンの抜き稽古がある。一体何がそんなに悪かったのか?ちょっと気になる。


3/31(水)
今日はお客さんにあんまり受け入れられていなかった感じがする。まあ、こういう日もあるわな。
入江雅人さん、池津祥子ちゃん、ピアニカ前田さん他、顔を知っている人が沢山来る。清水宏さんの笑い声は、客席のどこにいるかまでわかるほどだった。
集合時間1時間前に、みのすけ・三宅・犬山・峯村・今江・松永の6人で、4/5の岸田戯曲賞受賞パーティーのコントを練習する。ブルースカイさんの作。このパーティーのためだけに書き下ろされたものだ。なんて贅沢な。でも、覚えるのが大変。今も、覚えることなくHPを更新しているし。
昼間、家を出る前に、笑福亭福笑師匠から電話がある。飲酒中だったような感じだ。手厳しいけど本音のお言葉で、叱咤激励される。師匠は昔っから、我の強い私が、演劇などという共同作業をやっていることが信じられないのだ。だからといって演劇をやめろとは仰らないが、集団に属することや仕事に対する「決断」の時期に来ているのではないかというわけだ。ええ、全く仰るとおりなので、うんうんと聞いていたら、あまりの手応えのなさに、ちょっと叱られた。「決断」の時期なのはわかっているのだけれど、損する可能性も大だからなあ。難しい。


3/30(火)
昨日の喉の痛みは、風邪だったようだ。
あの怪しげな薬を飲み続けなくて良かったー。葛根湯とサモンを飲んだら快調になった。でも、なあんとなく気分は落ち込んでいた。が、小宮さんに「昨日観に来てた水谷龍二がマツナガのこと誉めてたよ」の一言で、心も快調に。小躍りしてしまうほどだった。私ってば、わかりやすすぎて恥ずかしい。
劇場で配られているチラシの束をもらう。AGAPEの仮チラシは入っていなかった。明日っからは入るらしい。
今日は、真面目な方の役で、ずっこけてしまった。なんか、もう、笑っちゃった。私は、すぐにくじける人間だ。『リバウンド』の時も、うまくいかなくて本番中に溜息をついて、周りの出演者を驚かせてしまったし。
この「気分のムラ」を何とかしよう。そうだ、これを今年度の目標にしよう。
「気分のムラをなくす」。4/1からね。


3/29(月)
喉が痛かったので、奇跡の耳鼻科(裏稽古場日誌『リバウンド』2/8参照)で以前もらった抗生物質と消炎剤を飲む。
30分後、私は死人のようになっていた。喉の痛みは嘘のように消えたが、後頭部の激痛に苦しんでいたのだ。平衡感覚もなくなり、ホントにラリラリだった。最初の登場シーンでもまだラリラリで、実は焦点があっていなかった。休憩前に段々精気が戻ってきた。後頭部の激痛は嘘のように消えたが、喉の痛みが復活した。あの耳鼻科の薬はどうなっているのだろうか?確かに、瞬時に声を出させてくれる薬は体に相当な負担をかけるらしいがね。
初日のアンケートを読む。三井裕一さん、私のファンなのね。でも、私が誰だかはご存知ないのね。あなたが私だと思っているのは、村岡という人よ。この三井さんの間違いの詳細はVisitor's Voice 2(ネタバレ専用掲示板)に掲載する。同じ間違いをしている人も少なからずいるようだ。
『薔薇と大砲〜フリドニア日記2〜』を観にいらっしゃる皆さん、間違いを恐れずに、アンケートにメッセージを書いてね。開演直後20分間の、独りぼっちの私の楽しみなので。


3/28(日)
終わらない場当たりがなんとか終わったら、もう夕方だった。
皆「しょんべんちびりそう」な感覚に襲われていた。殺気立っている人、もうはじけちゃった人、頭の中いっぱいいっぱいでボーッとしてる人。楽屋にはそんな人々が溢れかえっていた。
そんな中、私は弁当をおいしく戴いた。開演後30分出ないというのはこういうときいいもんだ。弁当の空箱を捨てに廊下に出たら、小宮さんに「弁当食ったのか、余裕だね」というようなことを言われる。どうやら私には余裕があるらしかったので、舞台の掃除を手伝いに行く。そうしたら、もう一人、余裕の人がいた。三宅さん。
実は私も三宅さんも、ちゃんとリハが出来てない状態で迎える本番が好きだったりする。異様な緊張感の中にいると、かえって落ち着くし、それでいて冷めてない自分がいて、頭をフル回転させようと細胞全部で頑張ってて…そういう状態。『フランケンシュタイン』の時もこんな感じだった。こういう時の本番は、大体いい結果が出せる。危ないのは明日っから。明日観に来る方、ごめんなさい。
終演後、ロビーで初日乾杯。小宮さんに、当サイトの掲示板でもお馴染みの「おツ」さんを紹介していただく。文字でしか会話してない人に直接会ったのは、きっと私史上初めてだと思う。不思議な体験だった。


3/27(土)
仕込み三日目。やれどもやれども終わらない場当たり。
仕掛けものが多いので仕方ないというか予想通りというか。でも仕掛けに関わっていない人は、意外とのんびりした時間を過ごしている。私もその一人。
休憩中、自分の小道具に細工をしていた市川さんが、カッターで手を切った。というか、えぐった。廊下に点々と血が落ちていた。結局5針縫ったそうな。でも本人はなんかすっごく平然としていた。
6月のAGAPE storeの企画書を見る。「悪女女優」だの「お色気」だのとのうたい文句が書かれていた。ナイロン100℃のプロフィールに書かれている「したたかな悪女をやらせたら絶品」という文句も、もうそろそろ飽きてきた。でも、この言葉以上に自分を賛美できる言葉が見つからないので、致し方ない。


3/25(木)
仕込み一日目。
運べども運べども終わらない搬入。作れども作れども終わらない小道具製作。『フランケン』のときより凄いかもしれない。
休演日にある岸田戯曲賞受賞パーティーでやるコントの台本を、猫ニャーのブルースカイさんが持ってくる。あっという間に帰ってしまう。私なんざ、ホントに「あ」と言っただけだった。
ポスペが復旧する。お陰で今は、またしても朝に近い時間。
明日は終わらない場当たりがある。


3/24(水)
今日は11時に集合だった。
眠くてだるくてボーっとしていた。昼と夜2回通した。
来月のマツナガ他己紹介、今回客演していただいている小宮孝泰さんにお願いしてみたところ、快諾して下さった。小宮さんもホームページを開く計画だそうな。
明日は小屋入り。朝が早い。そして今はもう、朝が近い時間。眠くてだるいんじゃろうなあ。


3/23(火)
初めての通し稽古。
上演時間は2時間35分。途中、休憩が15分入る。つまり、7時に始まって、10時には劇場を出られるというわけだ。長いね。
最近、いっぱい食べてしまう。お腹が減ってようが減ってまいが、食べる食べる。でもって、しっかりお腹が出てきてしまった。腹出し衣裳は明日初めて着る。やばいかも。まあ、本番中に痩せるからいいのだがね。


3/20(土)
小宮さんのお知り合いの重田千穂子さんが稽古場にいらっしゃる。
台本もできたので、今日から朝練が始まる。そろそろ疲れもピーク。
今江さんは、 4 月からのドラマ「プリズンホテル」の撮影のため、遅れて来る。
先日撮ったたまひよの写真を見た。いい写真が三枚あった。一枚は事務所に返し、残り二枚はもらう。内一枚は、そのうち「マツナガ宅」に載せようと思う。残りの一枚は、母に送ろうか。他人の子供だけど。


3/19(金)
夏のナイロンの本公演用のチラシの写真撮影に綱島に行く。
客演の西牟田恵さんは男らしい人だった。
チケットの売れ行き情報最新版が届く。
意外と先週と変わっていなかったので、ちょっとガッカリ。公演まで日がないので、もう売り切れたと勘違いしている人も多いのだろう。でも実際は、キャンセルの返券がこの時期にあるので、チケットはとりやすいのだがね、今頃は。


3/18(木)
台本完成。めでたい。これから時間的に厳しい稽古が続くだろう。


3/17(水)
シリーウォークの事務所から届けられたファンレター(?)をもらう。
藪田さん、落語家切手ありがとうございました。私、e-mail以外ではお返事を書かないので、この場をお借りしてお礼申し上げます。って、これを読んで下さるのはいつのことか?またお友達のパソコンで見せてもらって下さい。
さて、三宅さんが新感線のチラシ撮影のため、稽古に少し遅れてきた。三宅さんから聞いた撮影時の衣裳やメイクは、新感線そのものだ。これは楽しそう。
稽古中、あるギャグの稽古をしていて、あごを強打してしまう。痛い!ちょっと腫れてるし。
稽古後はデート。春だし、なんか、芽吹くのよね。
稽古場で澤田が読んでいたぴあの占いでは、射手座さんは最高らしい。私も澤田も占いは信じていない。だって、ナイロン内には射手座の女優が四人もいる。皆が絶好調なんてあり得ない。今年の上半期の占いなんて「射手座の女性は上半期は主役!」と書いてあったし…。でも、なんか、芽吹いているので、良しとする。成長しませんように。


3/15(月)
たまひよの撮影の後、稽古場に行く。
早速、新しい台本に登場しているではないか。でも、故あってあまり喋らない役なので、台詞が覚えられなくて困るようなことはない。
衣裳さんチームが稽古場に来ていたらしい。彼らはとても美しいし、素敵な服を着ている。『フランケン』の時の衣裳チームなので、それはそれはすごい衣裳になることだろう。でも、台本がなかなか完成しないので、彼らも徹夜続きになること間違い無しだ。


3/10(水)
いっぱい寝たのに、どうも気持ち悪い。どろどろになって稽古場に行く。
ナイロンHPをリニューアルするにあたっての役者のコーナーの企画を整理する。なんだかすっかりスタッフになってしまった。
あ、今週のぴあに6月のAGAPE storeの記事が載ってます。私はこの記事を見て共演者を知りました。そんなもんです。
大倉君がTBSのドラマ『ケイゾク』の最終回に出るそうだ。お好きな方は探してみてね。


3/9(火)
稽古後、知り合いと飲みに行く。
そのために、稽古終了間際、皆が歌を歌っている間に、化粧をした。終了時にはすっかり化けていたので、すぐに「男と飲みに行くのだな」 と気付かれる。それはそれでちょっと誇らしい気分になった。たまにはこういうこともないと、ホルモンだかアドレナリンだかが分泌しないからね。


3/8(月)
ナイロンHP掲載用の稽古風景写真を撮り、各々のコメントを録る。
稽古終了間際には、HP用の普通のカメラとデジカメと、 小宮さんが個人的に持ってこられたカメラの計三台でフラッシュ合戦となっていた。稽古場はまるで大物スターの記者会見のような状態だった。
今回の稽古場は、差し入れのお菓子が絶えない。きっと皆太ってしまう、私も含めて。まあ、体壊してやせるよりはいいかっ。


3/5(金)
ついに登場!
書きたい、でも書けない。衣裳によってはエロマツナガ復活か?まあ、そもそも『フリドニア』と言えば、脱ぎ始めの作品だし。今回も貞操帯を装着するもんだと思っていたが、今のところそういう話はないなー。
登場したと喜んでいるが、文字数にして13文字しかしゃべっていない。予断を許さない状況。でも、あの役は故あって、饒舌にはならないから、台詞は少なそう。


3/3(水)
桃の節句。
ぴあとCan do ぴあの写真撮影があった。
小道具はたて笛。皆、意外と吹けるもんだ。全く注文されてもいないのに、数曲合奏してしまった。うるさい稽古場だったが楽しかった。
ケラさん未だダウン中のため、マツナガ未だ登場せず。なんかすっかりスタッフのよう。きっとたまの皆さんや小宮さんからは、稽古場付きの制作スタッフだと思われていたに違いない。でもって、一緒に写真に収まっているから、「え、ええっ?役者さんだったの!?」って思われたんだ。実際、『ガンビーズ』の時には、作家の故林広志さんから、暫くの間スタッフだと思われていた。


3/1(月)
ケラさんが風邪でダウン。お陰で急に時間が空いたので、遊ぶ。


2/27(土)
台本が出来ているところまで通してみた。22分もあった。
私はまだ登場していない。22人の出演者中、登場していないのは私だけとなってしまった。今回は各出演者のNGの日が多いので、私は専ら代役女王の名を欲しいままにしている。


2/26(金)
この稽古に入って皆さんから「痩せたね」とよく言われる。
『カラフルメリィ』や『フローズン・ビーチ』の時の方が痩せていたのに。年相応にやつれてきたということだろうか?


2/25(木)
たまの皆さんが楽器をもってやって来る。
生たまは心にしみた。劇中で6曲ほど演奏して下さるらしい。


2/23(火)
キャスト発表があった。
私は『フローズン・ビーチ』に引き続き二役になった。あ、でも、台本上ではまだ全く影も形もないので、「今のところ二役の予定」だ。


2/21(日)
18時からナイロン100℃の『薔薇と大砲〜フリドニア日記2〜』の顔合わせ。
久々の大人数に、緊張してしまう。仲良くなれるかなー。
自分の所属している集団なのに、余所に来ているような感覚に襲われる。「自分はここには馴染んでいないな」と感じるときがある、というか、常にそう思う。でも、大抵の場合は皆そう思いながら過ごしているのだろうけど。
『フリドニア』のビデオを全員で観る。時間が足らず、貞操帯のところまでは辿り着かなかった。ホッとした。
顔合わせの後、つぼ八で幹部ミーティングをする。つぼ八で…。社長(主宰者であり脚本家であり演出家であるKERAのこと)に心強い言葉をかけてもらう。涙が出そうになったが、私のキャラとは違うので、やめてみた。頼りになる社長だ。