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D/J(ジェー・ブンノ・ディー)
1999'5.9〜7.11


7/11(日)
大阪楽日。
二日酔いと言うよりは、まだ酔っていた。
今日のゲストはひさうちみちおさん。
G2氏から「となりの山田君」の飼っている犬のぬいぐるみをもらう。今日のゲストを記念して「みちお」と命名する。以後、みちおは、楽屋に来る男性には「パパ」女性には「ママ」となついて嫌われる。
ビデオ撮影用のカメラが三台入る。この日のために髪を切ったりなんぞしてきたというのに、酒が残りすぎていて、それどころではなかった。
昼は両親が観に来るというのに・・・というわけで、カーテンコールで両親に大々的に謝ってみた。
昼と夜の間に、体調は最悪に。元気付けのためにのんだ強壮剤で気持ち悪くなって動けなくなる。舞台ソデに丸椅子を持っていって、出番まで座って待つ。酸っぱい唾が出てきたときには、どうしようかとおもったが、いざというときは舞台中央にあるゴミ箱に吐いてしまおうと心に決めたら、楽になった。
今日は楽日の打上げ。焼肉。焼肉は好きだがさすがに今日はつらかった。打上げ直前に牛乳を飲んで胃に幕を張っておいたので、なんとか乗り切れる。
結局、最後はクイズ大会になっていた。この公演、クイズに始まりクイズに終わった。
【寿司屋の名前:大阪編】
らも寿司・寿司のひさうち4号店(この公演唯一のチェーン店。これはひさうちさんの発案。)


7/10(土)
大阪初日。
今日のゲストは中島らもさん。初めてなのは私だけなので、G2氏が紹介しましょうと言ってくれた。「松永さんです」「どうも、松永玲子です。宜しくお願いします」「彼女は、心斎橋に実家があるんですよ」「はい心斎橋です」って、こんな紹介されても、これ以上続けようもなく、そそくさと男子楽屋を出る。
終演後、初日打上げ。らもさんは帰っちゃった。観に来たMOTHERの宮村さんと観に来てもいないリリパの野田君もご一緒していただく。
一人帰り二人帰り、結局、キッチュさんとやそちんと私と作家の山名さんの四人になる。うどんでも食べようかと入った店で、うどんと日本酒を頼む。おいしいうどん、おいしい日本酒。うどんを食べ終わったときに私は出来上がってしまった。で、ふらふらしながら家路についた。と思ったら、店を出て十歩でおいしいうどんを全部出した。その後、家に着くまでにもう一度。もう何も出なかった。よくぞ家まで帰れたもんだ。


7/9(金)
大阪公演仕込み。
東京では4人+ゲストの5人楽屋だったが、大阪では、楽屋の面積と着替えの関係もあって一人ぼっちの楽屋。当初、寂しさから男性楽屋に入り浸ろうと考えていたが、一人楽屋は意外と気楽でいいもんだ。
鏡前に、東京の楽屋で誰かが読んでいた週間文春から破った吉井怜ちゃんのセクシー写真を貼る。私くらいのもんだろう、鏡前にセクシー写真を貼る女優は。そろそろカワイコちゃんモードからエロモードに切り替えていこう。徐々にね。
ゲネでは所々忘れている箇所もあった。今の内に間違っておいて良かった。
劇場を出てから、当然飲みに行く。いつものようにクイズ大会になった。一人帰り二人帰り、結局、キッチュさんとやそちんと私とで、マジック大会になっていた。大会と言っても、演者は一人。私は騙され続けた。


7/4(日)
東京楽日。
腰痛に苦しんでいたやそちんは入りの前に私が通う鍼灸院に行ったらしい。前日まで本番中に脂汗をかいていたが、今日は痛みがなくなったようだ。やっぱりあの先生は魔法使いだ。
昼のゲストは春菊さん。春菊さんのお子さんは在波君(アルファ)と紅多ちゃん(ベータ)。6才の在波君の楽屋トークは最高に笑いを誘った。
昨日のアンケートで「初めて中尾さんの演技を見ました。中尾さん素敵。」とかって書いている人がいた。もしかして「松尾さん」のこと?
昼のアンケートでは「春菊さん、フェロモンを感じました」という意見が多く、やそちんが「フェロモンは春菊さんにもっていかれたなあ」と言ったので、「うるさいんじゃヒゲ!だまっとれボケ!」とガツンと言い返してやったら、夜のゲスト、熊谷真実さんが大きな目を更に大きくして私を見ていた。
楽屋で鼻歌を歌っていたら大王が「何の歌?」と聞いてきた。「エレファントマン」って答えたら、「そんな歌楽屋で歌う奴いやだな〜」と呆れ笑われた。いい歌なのに。
打上げ。真実さんも来て下さって、もうねえ、ここには書けないお話をして下さる。腹筋よじれた。
は〜、終わった。腰痛い。
以下ネタバレ注意
【寿司屋の名前】寿司屋の名前を教えて欲しいという問い合わせが沢山あったので、覚えている限り書く。
ミッキー寿司カーチス寿司・広川太一郎寿司・ソラミミ寿司・正露丸寿司・芳本寿司・ヒロミチ寿司・コロンビア寿司・しらけ寿司・ナイロン寿司・冬彦寿司・春菊寿司・マー姉ちゃん寿司


7/3(土)
遅刻した。
楽屋に着いたときには、すでにケラさんが入っていた。よりによってこんな日に遅刻。
本番中、楽屋でこれから出るシーンのダメ出しみたいなこと(?まあ、感想っちゃ感想)を言われる。的を得ていただけに緊張した。 「アンケートにさ、君のこと“可愛い”っていっぱい書いてあるよ」と不思議がられた。見る人が見れば可愛いんだよ、私も。
「面白いことなんか言えないよ」と言っていたケラさんだったが、ゲストトークは相当面白かった。出番を終えたケラさんの楽屋からは、興奮さめやらぬといった音がバタンガツンと聞こえていた。一体何をしているのか覗いてみたかったが、怖いものを見たくなかったのでやめた。
夜のゲストは佐野史郎さん。物静かな人のようだったので、緊張したが、実は愉快な人だった。
終演後、観に来ていたやまにん(山西惇さん)と佐野さんとキッチュさんとが飲みに行った。私は不機嫌にならないようにご飯を食べて満腹にしてから合流した。佐野さんの面白トークもあり、『超老伝』の三人が久々に揃ったこともあって、盛り上がる。


7/2(金)
小松の親分さんなので、緊張した。
でも、とっても気さくな方で、楽屋でも面白トークを展開して下さった。もう、夢のよう。客席よりも出演者の方が喜んでいたかもしれない。一緒に飲みに行くことが出来なかったのが何より残念。
ケラさんが観に来ていた。ビックリ。今日観に来るって知らせてくれなかったことを感謝する。やっぱ、座長が来ると、どうしたって緊張しちゃうからねえ。ダメ出しはされなかったが、一言「君、カーテンコールで偉そうだね」と言われる。『超老伝』の時はそれが「なめてる感じでいいね」って誉めてくれたのに。あ〜。
終演後、キッチュさん・後藤さん・ケラさん・藤谷みきちゃん達と飲みに行く。キッチュさんとケラさんを残して早めに店を出るが、結局その後も飲んでしまい、今は早朝。明日は(もう今日?)昼公演があるというのにねえ。


7/1(木)
鍼に行こうと思ったが、恐ろしいほどの豪雨のため、睡眠を貪る。
今日と明日は演出家不在。
ゲストのなぎら健壱さんは面白い!本番中、持参された雪駄やらの衣裳・小道具を工夫しながら装着しているなぎらさんには感心した。
終演後、なぎらさんもご一緒に飲みに行く。
今日は楽屋のヒゲ人口が多かった。
帰宅後、「恋の奇跡」の最終回をビデオで楽しむ。田辺誠一郎、好きなんだよな。色っぽい。舞台に出ないかな〜。


6/30(水)
ゲストの中野裕道さんはシャイで可愛い。そして、さすがにお洒落だ。時計が最高に素敵だった。傘は「hiromichi nakano」の傘だった。考えてみたらご自分の名前入りの傘なのね。これなら忘れても大丈夫。
終演後、マネージャーと演出家から「中野さんは松永さんの好みでしょ」と言われる。ハゲでもメガネでもないのに?と思うが、舞台上で中野さんを見つめる私の目が「母」のようだったらしい。やそちんの目は、中野さんと一緒に来られたスタッフの美人に釘付けになっていた。
アンケートに「MOTHERの升毅さんと宮吉康夫さんが声の出演をされていましたよね」と書いてあった。どちらの方も出演されていないが、そう思って聞くと、聞こえないこともない。正解は、やそちんとMOTHERの奥田義人さんと私。まあ、私はダサモなので『薔薇と大砲』をご覧の方にはおわかりね。
終演後、そそくさと帰宅。


6/29(火)
昼、ラジオCM録り。
早く終わったので、念のため耳鼻科に行く。中耳炎は全快。
その後、青山でデート。雨だったけど、雨の当たらないオープンカフェで小粋にスパゲティを食べる。が、このスパゲティが胸につかえて本番中は吐き気に苦しむことになった。あんなにおいしかったのに、なんか、裏切られたような気分。
今日のキッチュさんは緊張していた。そして、芝居が変わっていた。
ミッチョンは可愛かった。多分同い年くらいだと思うのに、あの可愛さはどういうことだ。なんで私は薄汚れてしまったのだろうか。
終演後、そそくさと帰宅。この時期、洗濯物が乾かないので困る。録りためていたビデオを見る。が、最終回は通常より長かったりするので、肝心のラストが切れていた。「リップスティック」の、広末が死んで、石田壱成がギャラリーに行った後って、どういう展開だったのか教えて欲しい。バイクのヘルメットを右手に持った人が画面左端に映っていた、ってとこまでは知っている。


6/28(月)
三日目。
今日は一番お客さんが少ない日・・・のはずが、多かった。関係者が多いのだろうと思ったが、よく笑う。普通、関係者と言われる人は腕組みをしてなかなか笑わない。だのに、割と節操なく笑う。良かった良かった。
昨日は開演前に楽屋で和みすぎて用意する時間が足りなくなってブレスレットを付けずに出てしまった。今日は万全の体制で、と思ったが、また和んでしまった。でも、忘れ物はしなかった。ブレスレットを優先にして髪型を後回しにしたからだ。楽屋に戻るたびに、少しずつ綺麗な髪に作っていった。
今日はカーテンコールに勝村さんとキッチュさんの子供が登場。あ、二人の間に出来た子供じゃないよ。各々がお創りになられた子。アンケートには「子供が可愛かった」と。やっぱり子供にもっていかれた。そう考えると、広川太一郎さんは子供並に凄い。というか、子供以上にアンケートに書かれていた。


6/27(日)
二日目。な〜んか疲れていたが、たれぱんだ絵本をプレゼントされて復活!
今発売中のSPA!を男性陣に見せる。皆、女子の手帳の内容に愕然としていた。私も愕然とした。何でも書きゃいいってもんじゃない。
安斎肇さんはいい人だった。人としてとっても好感が持てる人で、私はすっかりファンになった。今日も舞台上でただの客になってしまった。
さて、お気付きの人はいるだろうか、ダサモが声のみ出演していたことを。今日からはダサモ。昨日まではニバブ・クワルンガ。ネタバレするので、これ以上は書かないよ。
今回は詳しく載せないが、相変わらずアンケートフェチぶりを発揮している。ちなみにキッチュさんもアンケート好き。
終演後、青山散策。稽古中はこういう時間が不足しがちだったので、雨が降っていたにもかかわらず、充実したひとときを過ごす。でも、結局飲みに行って、今は脚がむくんでいる。脚のむくみを取る簡単な方法をご存じの方はメールを。


6/26(土)
初日。
ミッキーさんには緊張した。だって、ユリ・ゲラーと友達のミッキーさんだし。本番中、楽屋に戻ると、そこはミッキーさんと私の空間になる。舞台に出ていた方がリラックスできたので、公演としては成功だ。
広川さんは以前にもお会いしているのでさほど緊張もせず、楽屋でもリラックス。そのせいもあってか、私の演技自体は昼の方が上出来。ホント、舞台上でただの客になってしまった。
終演後、広川さんも交えて飲みに行く。60才を越えた人とは思えないカッコ良さに惚れ惚れ。私は古代守が好き。


6/25(金)
仕込み二日目。
ケラさんが突然見学に来た。緊張した。実は、ケラさんも出演者の一人だ。
夕飯を食べる暇もなくゲネプロ。全く問題がなかったわけじゃないが、何とかなりそうだ。昼公演から始まるってのが、不安と言えば不安。あと、私は楽屋にいる時間が結構あるので、日替わりゲストとどう接していればいいのかが不安。一緒の楽屋だし。どういうトークを展開すればいいのやら。でも、トークに集中してると出とちりそうだし。


6/24(木)
仕込み一日目。
役者は夕方入り。場当たりは終わりそうにもない。Mayuchiさんのスライドは最高にカッチョ良かった。この芝居の中で一番かもしれない。
キッチュさんは生まれて初めて腰が痛くなってマッサージに行ったそうだ。お陰で、すんごい元気。


6/23(水)
最後の稽古。
やる度に上演時間が延びているような気がする。まあ、のっている証拠かな。
今日は稽古場バラシの為、役者は早くに解放される。だもんで、やそちんとスパゲッティを食べに行く。ビール一缶を二人で分け分けして飲む。…と、これだけ読むと、仲良しって感じだ。いや、仲良しなんだけどね。


6/22(火)
稽古終了後、遊気舎の楠見薫さんとやそちんと三人で飲む。
ちょっと小洒落たバーで。電車のある時間に飲み終わるが、遊び足りない私は、個人的にもう一軒行ってしまう。
もう、ちょっと体調が良くなると、すぐにこれだ。


6/21(月)
やそちんは疲れていた。
あんなに元気のないやそちんは初めて見た。なんか、弱ったロバみたいでかわいかった。
夕方、ナイロンの役者ペ−ジに載せる稽古場レポートの取材で、今江さんと廣川さんが来る。詳しく書きたいが、これはナイロンHPに載ったときのお楽しみということで。
衣装を付けての通し。「衣装を付けるとかそういうことは前日から言ってくれ」と怒ってしまう。女にはなぁ、色々と準備ってものがあるんだよ!皆、少しずつテンパっててイライラしていたりボーッとしていたりするのだろう。でも、イライラNo.1は私だっていう自信がある。「こいつ、燃やしたる」と、日に何度か思っているしね。ああ、生きてる感じがする。マネージャーの高田に「ケンカはしないように」とチクッと刺された。そりゃそうだ。
四度目の通し稽古。何度やっても通らない通し。
稽古後、今江さん・廣川さん・高田と私の四人で飲みに行く。今江さんのちょい辛トークはごもっともだった。見る人は見ているものだ、と、自分を甘やかしていたお手軽演技を反省する。
帰宅後、ちょっとした野暮用でケラさんに電話する。「通しが通らないんですよ」と言ったところ、「『病気』の時もそうだったし大丈夫なんじゃないの?」と言われる。そういえば『超老伝』の時もそうだった。
中耳炎はほぼ治ったようだ。明日、起きられたら医者に行く。というか、これを書いている今は、ここでいうところの明日で、もう明け方だ。医者に行くことで体を壊しそうだ。


6/20(日)
稽古終了後、初めて役者四人だけで飲みに行く。
色んな話をするが、途中、怒りで覚えていない。キッチュさんは酔っぱらっていた。酔っぱらいながらも手品が上手いのには驚いた。


6/19(土)
今日は稽古開始がいつもより一時間遅い。家でパソコンをいじりながらテレビを見ていたら…、あ、キッチュさん、しかも、NHKの生番組に。ああ、そりゃ、稽古開始も遅くなるわ。
二度目の通し稽古。
今日はG2氏は他の仕事で遅くなるので、ビデオで通し風景を撮る。でも、ずっと赤ランプが点滅していたので、撮れていなかったようだ。
夕食は、古館プロジェクト様からの差し入れ&スタイリストさんからのチーズケーキの差し入れをおいしく戴く。
稽古終了後、スタジオで録音。私は早くに解放されたが、キッチュさんは、きっと朝までに違いない。朝まで録音、朝からテレビ、昼から稽古、夜も稽古。タレントさんって凄いよな〜。ホントに体が資本なんだろうな〜。
実は、月・火・水はいい席がまだまだある。どこの公演でもそうだが、後になればなるほど当日券は少なくなっていくので、平日狙いの人は週頭にお越し。
新感線での三宅さんは評判がいいようだ。何より何より。


6/15(火)
スライドを作ってくれるMayuchiさんが稽古場に来る。
この人は、『ウチソバ』の再演の時に、相当カッチョいいスライドを作ってくれた女性で、G2氏のたっての希望で紹介した。
無謀ではあるが、初通しを敢行する。
忘れているところも多かったが、やり甲斐のある通しだった。初めて観たMayuchiさんの肩がよく震えていたので、どうやら面白いものだったらしいと改めてわかる。ただ、ナイロンのように80〜120%の出来をキープってわけにはいかないな、こりゃ。でも、だらだらやって1時間45分という短さだから、きっと楽しめる、頑張りのきく上演時間だ。
キッチュさんのマネージャーの村上さんに「稽古場の夢を見ませんか?」と聞かれ、今朝見た夢を話す。
「アマゾン動物園」という温泉街にある奇妙な動物園に行って気持ち悪くなる夢。皆爆笑していたが、この夢を見た本人である私は、自分の頭の中がどうなっているのかちょっと怖いのだった。だって、その前に見たのは、自分は日本兵で、海戦に負け、アメリカの捕虜になってしまい、シカゴに連れて行かれ、日系人を妻に持つアメリカ兵の家であるところのクリーニング屋の二階で箱を作らされる夢だった。
本番が近くなると、逃避感の強い夢になる。例えば、ハワイで波乗りとか、韓国旅行とか。でもって、この時期には、村上さんの言うように「稽古場の夢」を見るのが常だったのに・・・。今宵はどんな夢を見るのやら。


6/14(月)
医者に行く。
鼻から管を突っ込んで内側から空気で鼓膜を押す。耳のつまりがとれた。が、一瞬だった。こうやって治していくらしい、中耳炎というものは。
稽古は、とりあえず最後のシーンまでいった。明日は初通し。
稽古後、飲みに行く。私はウーロン茶。イライラの原因が少し分かった。飲みに行くと禁酒が辛くなると思って飲みに行かなかった。これもイライラ。じゃあ、飲みに行けばスッキリするのかと言えば、やっぱり飲めないイライラがあり、八方イライラ尽くしなわけだ。でも、今夜は暴れずに寝よう。


6/13(日)
今日は大王がお休み。
パンフの最後の校正をする。写真は愉快なものが多い。これはナイロンでの私のキャラじゃないなって思う写真もあって、ちょっと恥ずかしくなる。
稽古後、飲みに行く。私はウーロン茶。そろそろ本番まで時間がなくなってきたので、スタッフは殺気だっているようだ。
帰宅後、ケラさんからの留守電を聞く「体は大丈夫ですか?」親みたい、と思いつつも、素直に嬉しい。なんか、懐かしい人の声を聞いて、目が潤ってしまったりして、またちょっと恥ずかしくなる。
ほっこりしたのも束の間、イライラして眠れなくなる。というか、睡眠時間をとりすぎているので眠れないのだが、イライラの原因は不明。暴れる。


6/12(土)
昨日、医者の帰り道、迷っていた服の赤の方を購入。
でも、着ていく所がないことに気付く。稽古場に着ていこうかと思ったが、耳から脳に菌が回ったと言われるのを恐れ、よしてしまう。
稽古場に行くと、大王の髭が伸びていた。
今日は鼓膜がよく動く。面白いので、鼻をつまんでフンッとやって鼓膜を動かして遊んでいたら、途中から熱が出てきた。でも、今日の私はご機嫌だ。
なぜかって?
スタイリストの内村さんが中野裕通さんのカッチョいい服をいっぱい持って来て下さって、衣装合わせをしたから。っていうか、その内、衣装では不採用となってしまったブラウスを安くで買い取ったから。めっちゃカワイイのだ。そんなカワイイ服を着る年でもないのだが、いや、いい年になったからカワイイ服も着ようと思うようになったのだ。
そんなにすごい年なのかって?
そうでもないが、「がんばれロボコン」を毎週見ていてロビンちゃんの真似をしていた世代だ。つまり、二十数年前の記憶があるってこと。
読み返したら、稽古のことを書いてない。まあ、今日の私にとっては、稽古なんてその程度のものだったわけだ。
そういえば、稽古中、G2氏と山田麻衣子の顔は似ていると発言したのだが、誰も山田麻衣子を知らなくて、い〜っとなった。ソックリなのに。
noticeにも書いたが、7/3昼に出演予定だった杉本哲太さんは出演しないことになった。その日に出て下さる方を探している最中なのだが、せっかくの変わり種ゲスト陣なので、今更小劇場系の人はやめて欲しい。


6/8(火)
午前中、『リバウンド』の時にお世話になった名医の所に行く。
「金曜日くらいには良くなっているでしょうから水を抜く必要はありません」と言われる。名医の前の掲示板にはキャラメルボックスMVPの表彰状が画鋲で貼ってあった。点耳薬をもらう。冷蔵庫で冷やし、使用時には常温に戻すようにと言われる。冷たくてビックリしちゃうからかと思いきや「冷たいままだと、めまいをおこしますので」と。耳って恐ろしい。
少し気が楽になったので己の郵便局フェチを満足させるべく郵便局でしこたま記念切手を購入。
稽古場に行く。聴力が少し落ちているので、滑舌の悪いG2氏が何を言っているのかは半分くらいしか判別できない。まあでも、半分くらいでいいやって思っているよ、私は。60ページまで通す。段取りで精一杯。
家に帰ると、三宅さんから素敵なFAXが届いていた。言っておくが、私たちは普段、そういう関係ではない。今、二人とも、いかに追いつめられていて、いかに悩み苦しんでいるかという結果の「素敵なFAX」だ。次の稽古までにはもう少し何とかしようという気力が湧いた。


6/7(月)
楽しい外食も、楽しい飲み会も全然行っていない。
夕食休憩中に、稽古場近くの耳鼻科に行く。おじいちゃん先生は、今日もぼけぼけで、土曜日作った私のカルテを探すことに夢中になってしまっていた。「水がたまっているので麻酔をかけて抜きましょう。」…ええ!?そんなエラいことになっているのか、私の耳は。怖い。でも麻酔するなら痛くないってことだし、ものもらいを切るのと同じくらいポピュラーな治療だろうから私だって我慢できる…と思い、稽古場に休憩中に戻れない旨の電話をする。きっと稽古場の人々も心配しているだろう。でも、これで耳がすっきりするなら、自分のため皆のため。
麻酔液を耳に入れたまま数分間待つ。「チクッとするかもしれませんけど、ビックリしないでね。」医者がこう言う場合は痛いに決まっている。ドキドキ。
チクッどころではない激痛が走る。痛いやないかい!おっかしいやないかい!相手がおじいちゃんじゃなかったら、きっとこう叫んでいた。
結局、麻酔が効かないってことになって、水を抜くのは中止となり、すごすごと稽古場に戻る。そして、早退を命じられる。


6/6(日)
三宅さんからの「すてきなFAX」で目覚める。
これは新感線の稽古で大阪にいるさびしんぼ三宅君に励ましの「すてきなFAX」を送った返事である。本当に素敵な内容だったので、少し心が晴れる。台詞は皆覚えられないんだ。三宅さん、私も頑張るよ!お互い、周りは濃い人ばっかりだけど、私たちの良さは「普通の育ちの人」だってことだから、マイペースに行こうなっ。
とは言え、私は中耳炎。痛みはなくなったものの、自分の中の音(呼吸の音・歩く音・噛む音)がうるさくて、外の音が遮断されてしまう。ああ、うるさい、うるさい、うるさい。
台詞は全く頭に入ってこない。G2氏はイライラしているようだ。私が劇団員なら「てっめエ〜、休みの日に遊びすぎて体調が悪くなるとは役者として失格だ!しかも台詞を覚えてないとくらっ」と怒鳴られたことだろう。ああ、団員じゃなくて良かった…とホッとする。


6/5(土)
耳の奥の痛みで起きる。眠れない。
あまりの痛さに、最短距離の医者に行く。内科なのでちょっと不安。でも、遠くの医者に行くほどの余裕はなかった…が、混んでいて1時間待つ。耐え難い1時間。待合室で悶えていたので不審な目で見られる。園児はずっと私を見ていた。
部屋に帰って誰にと言うわけではないが、とりあえず「ごめんなさ〜い」と謝ってみる。もらった様々な薬を体に流し込む。で、寝て起きたら稽古時間になっていた。痛みは薬で止まっているものの、音が頭の中で響いている。
稽古場近くの耳鼻科に行く。休み返上で看てくれたおじいちゃん先生は、私のことを「れいこさん」と呼んでいた。中耳炎らしい。
そうでなくてもきっつい稽古が更にきつくなる。もう、何もしたくない。帰宅後、大王から届いた他己紹介の原稿を見る。かわいい。


6/1(火)
パンフの撮影。とっても愉快な写真になっていることだろうが、私の顔は女優のソレではない。いった〜い写真がまた増えたか…。
待ち時間中、大王にクイズで遊んでもらった。でも、全然答えられなくて、つまんな〜い空気になる。
休憩中、稽古場のピアノで「エレファントマン」を弾く。それを聞いてG2氏は「いいねえ、砂の惑星」と言って、皆にツッコまれていた。G2ボケる皆でツッコむの構図は今回も変わらないようだ。
夕食はラーメン。
夕食後の稽古、私は自分に感動した。私ってば、めっちゃうまいなあ。
稽古終了後、居酒屋でパンフ用の座談会。ラジオについて語った。ラジオって、少し世代が離れていても聞いてるものは同じなのね。やっぱり鶴光さんはスターだった。


5/31(月)
稽古に次ぐ稽古。
G2氏はアロハを着てきた。やっぱりアロハは大きい人の方がよく似合う。ちなみにG2氏は巨人。
夕食はラーメン。
稽古終了後、飲みに行く。稽古場を出た辺りで、散歩途中のような風体で歩いてくる作家山名氏に会う。なあんだ、飲みに来たのか。と思ったら、書き直した台本を手にしていた。


5/30(日)
台詞と段取りが頭を巡る。私は台詞量が一番少ないのに、八十田さんの方がよく覚えている。
夕食はキッチュさんと差しでそばを食べに行く。超まずいそばに胸が悪くなる。皆と一緒にカレーを食べに行けば良かった。
大王にパンフに載せる文章を気に入ってもらう。自分ではベタ過ぎてちょとどうかと思うのだよ。もっとシュッと切れ味の良いものに仕上がる予定だったのになあ…。内容はパンフを。
稽古終了後、飲みに行く。


5/29(土)
昼一でウェイティング・バーのラジオコントの収録に行く。書いたのは『D/J』を書いている山名氏。久しぶりに林和義さんとご一緒する。林さんは次のNHKの金曜ドラマで侍をやるらしく、道場に通っているそうだ。似合いすぎ。でも魚屋の方がもっと似合うのに。
結局台詞は覚えていない。私が最初に出るのは8ページなので、7ページまでの稽古中に覚えた。やっぱりやそちんは覚えていた。
夕食は上海焼きそば。
稽古終了後、飲みに行く。キッチュさんのマネージャーの村上さんは酒を飲みたくて仕方がなかったようで、大喜びで大暴れしていた。毎日飲みに行くのかなあ。今回は帰るようにしよっと。


5/24(月)
たまひよの撮影を終えて稽古に行く。
今日は四人とも揃っている。大王の滑舌はさすが。
少しずつ演出家から注文が付いてきた。難しい。
お腹が空いて不機嫌にならないように買ったおにっぎりを食べる。同じおにぎりを食べた制作の大西嬢は首が痒くなった。私は扁桃腺が腫れた。一体何が入っていたのか?
日替わりゲストの日程が発表された。これを公表するかどうかは未定。それにしても超豪華!
稽古後ロケ地のホテルに帰る。明日も朝が早い。


5/23(日)
第二回本読み。
数ページ短くなっていた。いいぞいいぞ、短い芝居歓迎!そして私の出番も増えていた。いいぞいいぞ、いい感じ。
大王は大阪で本番中のためお休み。大王の代役は演出のG2氏が担当。あまりの滑舌の悪さと要領の悪さに、爆笑。何故か本人も爆笑。故に、本読みはボロボロ。二回目は演出助手の総司君が担当。やっぱり滑舌の悪さに爆笑。MOTHERの演出と演出助手は、ビックリするほど滑舌が悪い。大変面白かったが、意味があったのかなかったのかわからなかった本読みだった。
MOTHER様からのお土産のウナギパイを食べる。この土日、MOTHERのファンクラブの旅行で浜松に行っていたらしい。ウナギパイは私の好物。最近ではブランデー入りもあるのか。機嫌が良くなる。ありがとうMOTHER!
明日は早朝からたまひよの撮影。稽古後の皆は酒盛りか?いいな〜。


5/9(日)
今日からAGAPE store『D/J』の稽古開始。
台本は第一稿が上がっていた。すばらかしい。そして面白い。でも長い。但し本番の時には色々とカットされて2時間以内にはなる。カットしたくない小ネタも多いんだけど、きっとカットだな。それにしても面白い。考えながら読むと更に面白く、二度目の読みではもっともっと面白かった。あれは、二度でも三度でも、観れば観るほど面白いところを発見できる本だと思う。いや、商業的な宣伝文句ではなくて、本当にそう思う。ただ、私が面白いと思うことと、他の人が面白いと思うことは同じとは限らないので、「絶対」とは言えないが。
今配布されているチラシには載っていないが、日替わりゲストの日替わりコーナーもある。これは本当に日替わりなので、台本はない。ちょこっと挙がっていた名前の数々は、超ビッグだった。緊張しちゃうよ。
読み合わせ終了後、当然、飲みに行った。酒飲みしか参加できないんじゃないかAGAPE storeと思うほど、酒飲みが集まっている。
今回は特に八十田さんにハマってしまいそうだ。こんなことを書いたら、マツナガ他己紹介のみのすけさんのを読んだ人には「今回のターゲットは八十田さんかいっ」と思われるかもしれないが、全くお門違いである。八十田さんの、誰に向けているのかよくわからないツッコミは面白い。あ、断っておくが、芝居の役でのことじゃない(そういう役じゃないし)。飲み屋でのヤソチンのことだ。
作家の山名氏は疲れていた。そりゃそうだ。
なんか「山名氏」って書くと、日本史みたい。