トップページへ 稽古場日誌へ DIARY



日付の新しい順に掲載されています。

絶望居士のためのコント
2000'2.28〜4.4


4/4(火)
4/4(火)っつっても、実はもう4/5の早朝ね。タクシーに乗っている間に朝になった。
終わったー!イヤッホー!!毎日同じ芝居をするのも辛いけど、同じコントをやるのはもっと辛いね。勉強になった。
今日はラサールさんやキッチュさん、そして、別役実さんらがいらしていたので、緊張・・・はすることもなく、感想を楽しみにしながらの本番だった。楽屋にいらした別役さんはご機嫌で「『絶望呼び』は面白いね〜」と笑っていらした。キッチュさんは少し太っていた。朝の番組が終わったせいか、舞台ほど汗をかくことがないせいか?
「トランプ」のけん玉は、もう楽日だというのに、またまた変わった。鉛を入れて、ものすごく重たい危険な物になった。足の上に落とさなくてホントに良かった。
打ち上げはいつもより人が少なかった。珍しく、公演が終わってちょっと悲しい気持ちになる。いや、悲しいというのはちょっと違うかな。ホッとした、というか、感慨無量って感じだ。この公演、企画段階でもめて、平日のチケットがなかなか売れなくて、アンケートには「チープなキャスト」とか書かれて・・・と色々あったので、結果的に大入り満員になって、ホントに嬉しい。チープでもコント集でも、満員になれば興業としては成功だ。今回の大入り袋配り担当者は三宅弘城。コント集に相応しいテンポのよい洒落た配りだった。
次は9月のナイロンまで何もない。暇だ。どうしよう。とりあえず、大阪に帰ってMOTHERの『スウィート・フラジャイル』を観よう。その前に、JIS企画の『月ノ光』を観よう。ちなみにJIS企画の『月ノ光』のチケットは「マツナガ宅」からも予約受付をしているよ。
次回の裏稽古日誌は、次の稽古準備に入る6月末頃から。


4/3(火)
いとうせいこう氏、来場。
「トランプ」は最悪の受けだった。なんでこの日に限って・・・悲しい。


4/2(月)
小渕さんの容態が気にかかる。『超老伝2000』の説得の太助が最後の小渕ネタになってしまうのだろうか・・・。


4/1(土)
エイプリル・フールということもあってか、「嘘の森」は人気だった。そしてなぜか「秘密王」がここんとこ人気。良かった良かった。
TBSでジョビの木下さんがトップで走っているぞ!?すごいぞジョビ。勝村さんも走っている。舞台役者って健脚なのね。
アンケートを読んだ。「松永さん」という名前が一人歩きしている。ていうか、ナイロンの女優は皆松永という名前だとでも思っているのだろうか?「『死体がひとつ』で、松永さんのスカートから糸が出ているのが気になった」私はそのコントには出ていない。村岡でしょ。「大倉さんと松永さんの父娘のコントが一番面白かった」それは峯村でしょ。村岡と間違われるのは自分でも分かるけど、リエさんとは間違わないでしょ、フツー。
そうこうしている間に、木下さんが一位になった。すごいなー、この時間にこんなに汗かいてるなんて。
そろそろ声が出なくなってきた。後ろの方の席で観ている人にはわからないだろうけど、役者達は、それはそれはものすごい大声で芝居をしているのだよ。紀伊國屋ホールは縦長だからね、後ろにまで聞こえるように頑張ってるのよ。でも、前の方の人には声が大きすぎるかもね〜。
明日も二回。多分、昼はボーッとしていることだろう。


3/31(金)
今日のお客さんは、ホントに静かだった。
あまりに静かなので、舞台上で笑いそうになった。笑いをこらえたら台詞間違えた。じゃあ、お客はつまらなかったのかというと、楽屋に来る人来る人「面白かった!」と言うではないか。どういうこっちゃ!
朝、AGAPE座長キッチュさんの番組の最終回を見る。昼、ウェイティングバーの収録に行く。今日はいつものコント部分ではなく本編出演。4/15(土)の東京FMのウェイティングバー、聞く人は聞いて。書いたのはAGAPE座付き作家の山名氏。夜、AGAPE制作の大西嬢が観に来てくれたので、終演後お茶しに行く。帰宅後、AGAPEの顔、やまにんのヒロシ最終回を見る。すっご〜い、ヒロシ特集だ!・・・と、なんだかAGAPEな一日だった。
それにしても、客席があまりにも静かだったので、今日の「秘密王」はめっちゃテンポが速かったよ。すんごいサクサクいってたね。お陰で(?)「秘密王」始まって以来の受け具合だった。
明日は昼公演がある。起きられるかしら?


3/30(木)
最高の出来。
これ以上はもう期待すまい。やってても楽しかったしなんかフワフワ浮いている状態。まあ、問題の三宅さんとのコントは相変わらず問題なのだが、反応がないことにも慣れてきたので、くじけることもなくなった。
今日から「トランプ」にまたまた新ネタ登場!受けて良かった〜。私もホッとしたけど、ソデから心配そうに覗いていた小道具スタッフさんもホッとしたことだろう。
移籍先になって欲しいと私が望む会社の方々が観に来る日だったので、ちょっといい服着て行って、終演後、早々に着替えて待ちかまえていたのに、楽屋に来なかった・・・。もうねえ、めっちゃショック。わかる?ものすごい量の自問自答。「ダメ?アタシってばダメだったの?今日はちょっと良かったよアタシ。」
問題は、自分の出来が良かったと思ったことにあるのかもしれない。


3/29(水)
「トランプ」のネタ差し替え。
今までビヨンビヨンしている物を持っていたが、今日はヨーヨーに変わった。う〜ん、でも、あまりに一瞬のことで、観ている人には何のことか分からなかったみたいね。小道具スタッフが睡眠時間を削ってっていうか、寝ることもなく考えてくれたのに・・・申し訳ない。


3/28(火)
やまにん・やそちん・山名氏・デメタン・清水宏・山崎一他、もうたっくさんの知り合いが観に来る。
当然、飲みに行くが、送別会やらで街はものすごく混んでいる。12人用の席に17人くらいで座って、バナナミルクとか飲んじゃって、気分が悪くなる。
役者って、相手役のこととか気にしていたらちっとも自分が輝かないんだってことがよく分かった。どうも私は、時に演出家のような視点になってしまって、自分の得よりも、作品を成立させるとか、困っている人を助けるとかってことに重きを置いてしまう癖がある。これって、自分のこと考えると損だわな。目立ってなんぼの職業なんだから。こういう癖のある人間は役者には不向きだと私は思う、思うたびに、いつ辞めようかと考える。よくよく考えてももう就職はできないし、そもそも毎朝起きるなんてこと私には出来ないから無理。嫁にでも行くか?とも思うが、こんなことで嫁に来られる人は迷惑だろうし・・・色々考えている内に、考え飽きちゃったよ。でもな〜、きっと、主演女優じゃない女優さんとかって、みんな多かれ少なかれこういう悩みを抱えているんだろうな〜。特に身体的特徴もなければ、更に「アタシって何?ここの集団に必要なの?」って思うよな〜。それで辞めちゃうか、割り切るか・・・。いるもんな、どんな扱いされてもある集団にしがみついている人って。よそに行くよりはマシっていう選択をしたのかな〜。お腹減ったな〜。久しぶりにビスコ食べたいな〜。


3/27(月)
今日以降観る人は、「秘密王」のブラックライトに浮かび上がる首のない二人を観ることはできない。カットになっちゃったからね〜。
今日はブルースカイ君が来た。池津祥子ちゃん他、顔見知りがいっぱいいた。
大王から祥子ちゃんへの画像を預かっているのだが、今日も忘れてしまった。だもんで、いつまでたってもうちのパソコンに二人のものすごく汚い笑顔の画像が残っている。イヤだ。
作家が来る日に弱い私は、案の定、ブルースカイ作の「時限爆弾」で台詞を間違えた。お客さんには絶対にわからないが、作家にはわかっていただろう。でも、私とブルースカイ君は別にお友達でも仲良しでも仕事仲間って感じでもないので、互いに何も触れずに「ああどうも」「ありがとうございました」という、ごくごくフツーの挨拶だけしかしなかったのである。作家と言えば、MOTHERの座付き作家(?)の東野さんも来て下さった。関西では「あたらしさん」として一世風靡した人である。少なくとも私の家族の中では風靡だった。『超老伝2000』に引き続き、また生で見れて、しかも今日は言葉も交わしたよ「初めまして」って。
な〜んかみんな、そそくさと帰っていったので、仕方なく帰宅。ドラマも終わっちゃったので、観るもんないな〜。Nスペの再放送とかもっとやって欲しいぞ。「人体」なんて、何度みても理解できないから、こういう暇な時に丁度いいのに。


3/26(日)
二日目。今日は昼だけなので嬉しい。
細かく大きくネタが変わったので、今となっては初日しかやらなかったこともある。今日以降観る人は、「あちちちち」という峯村の台詞を聞けないわけだ。
初日のアンケートを読む。辛口があんましないなあ。一番人気は「反古になる誓い」。「トランプ」は一番の問題児だった割には、受けがいい。で一番最初に「これはもうあんまし稽古しなくていいや」と言われた「秘密王」が問題児になってしまった・・・ふ〜、明日も稽古だぜ・・・。
なんか、せっかく『超老伝』で人々の心をつかんだかに思えたこの女優、母体の公演で、人々の記憶から抹殺されていくような気がしてならない。こんなことなら、ナイロンに出ることなく、客演だけしていた方が、私にとっては幸せなんじゃないだろうかと思う。9月にナイロンに出るからと断ってしまった客演話をふと思い出す。
犬山・みのすけ・廣川を含め、更にはたまひよパパも一緒に飲みに行く。夕方から飲んで、気付いたら「Beautiful Life」時だった。帰宅して勿論ビデオを観るが、酒のせいで脚がむくんで、痛すぎて腹が立つかと思ったら、今日は珍しく泣けてきた。ちょっと女の子。「Beautiful Life」では全く泣くことも出来ず、笑いながら「こんな奴はおらんっちゅうねんっ」とツッコんでいた。


3/25(土)
初日。初日は忙しい。昼からゲネプロやるから、二回公演と同じ。
昼は地下のニューながいでお決まりのトマトカレーを購入。おいしい。夜は、半分カツ丼半分うどんという“どん”って感じのお弁当を食べる。おいしいが、腹持ちが悪い。
ゲネでは台詞を三カ所くらい間違ってしまい、終わるやいなやケラさんに「松永、噛みすぎ」と言われる。かと思うと、「松永滑舌良すぎ」とも言われる。どっちやねん!とツッコミたくなるが、もう仰るとおりなので、しゅんとした振りをしてみた。
本番。通路が見えないくらいお客さんがびっしり。満席ってのは、気持ちいいね〜。
終演後、ロビーで初日乾杯。支配人に「松永さん、また紀伊國屋ですね〜」と言われる。もう紀伊國屋の小屋付き女優になろうかしら。
大倉君は疲れていた。私も疲れてはいたが、なんせ、この前が『超老伝2000』だったので、あれに比べると楽。あれに比べれば、おそらく何でも楽だろうけど。
飲みに行くこともなく、こうやって日誌を書いている。


3/24(金)
起きたら11時半。
今日の入り時間は11時。やっちゃった・・・。びっくりしたよ。先日のウェイティングバーの収録の時に共演の鬼塚さんが、生のラジオ番組に遅刻しそうになった恐ろしい話を聞かせてくれたのだが、こんなにすぐに自分にも降りかかろうとは・・・。新宿近くに引っ越しておいて良かったよ。
なんとか一時間遅刻で済んだんだけど、誰も私が来ていないことに気付いていなかったらしい。っていうか、スタッフは他の役者と買い物に出たと思い、役者は鍼に行ってるから遅れて来るんだろうと思っていたらしい。ちょっぴり悲しい。
場当たりはスムーズに行ったり行かなかったりだ。演出助手の遠藤君がスライドを担当しているのだが、怒られてるよケラさんに。この“スライド操作”はナイロンでは鬼門ね。小節とかちゃんとわかっていて、リズム感と機械慣れしていないと、なっかなかできるもんじゃない。かつてナイロンにはタイチというスーパー演出助手がいて、こいつがまたスライド操作のセンスが素晴らしいのな。だもんで、彼の後スライドを担当した者は、皆苦労しているわけだ。リエさんと「スライド操作だけは絶対にやりたくないね」って語り合っちゃったよ。


3/23(木)
仕込み一日目だが、自宅療養。
昼から昨日のダメ出しを聞きにホールへ。ダメ出し聞いてお弁当だけ食べに行ったみたい。
夜、再び魔術師の元へ。見る見る良くなる。


3/22(水)
最後の稽古。
通し稽古をやってる途中で、腰が“ぴきっ”と音をたてた。軽いぎっくり腰。まずい・・・。
本番を見に来て下さるあなた、私がどんなちょっとしたことで“ぴきっ”ときたかというと、村岡と二人のコントで、ぬいぐるみを置くところね。え?こんなことで?と思うようなところね。でも、ぎっくり腰ってそうなのよ。
なんとか最後まで通して、稽古場バラシ。軽く“ぴきっ”ときただけなので、まあいいかと思っていたが、どんどん痛くなる。稽古場バラシ後は紀伊國屋に搬入なのに・・・。でも、それどころじゃなかったので、搬入には行かずたまぷらーざの魔術師の元に急ぐ。休診日だったが診てくれる。救われた!さすが魔術師。


3/19(日)
『テクノ・ベイビー』でせむしのガジモドという役をやった吉増君が稽古場見学に来たので、早速ナイロンHP用のアンケートに答えてもらう。
ダメ出しを受けつつ稽古をしつつ時間が過ぎる。ふと見ると、放送作家の山名氏も稽古を観に来ていた。ヤバイッ。この人が観ていると、私の調子が狂う。『薔薇と大砲』の時も『テイク・ザ・マネー・アンド・ラン』も『テクノ・ベイビー』も『超老伝2000』も、山名氏が観ている日はトチリ女優になっていた。もっと遡ると『ネクスト・ミステリー』の稽古中、現たまひよパパの阿部君とのシーンで、私がケラさんからこてんぱんにダメ出しされていた時も、山名氏が稽古場見学に来ていた。今日の通しも勿論噛んだよ、四カ所くらい。こういうことってあるのな。
清水宏さんも通しの最後の方にやって来た。今日は見学者が多くて活気のある稽古場だった。
通し後、役者は皆ヘトヘト。コントは疲れる。なんせ笑わせることが目的だし、コント集とかしそうにない紀伊國屋だしで、そりゃもうはじけなきゃいかんだろってな芝居だから。あ違った、コントだから。
ナイロンの稽古日誌になると、途端に“飲み屋日誌”じゃなくなるね〜、と思ってるかも知れないが、ちゃんと昨日も今日も飲みに行ったからご心配なく。風邪ひいて、扁桃腺腫れちゃってるけど、大丈夫。酔ってしまえば痛みなんて分からないから。朝起きると最悪だけど。


3/18(土)
なんか、昨日の日誌が波紋を呼んでいるようだ。
「ナイロン100℃辞めるの?」「ナイロン100℃がなくなるの?」「舞台にはもう出ないの?」という数々のメールを送ってくれた皆さん。んなわけね〜じゃん。
えっと、ちゃんと書くと・・・、ナイロン100℃という劇団は存続しますよ。年に4本も5本もやるような無茶なことはもうないかもしれないけど、今年も3月と9月に本公演、来年も本公演2本。再来年の予定もそろそろ決まるんじゃないの?ってくらい存続気味。で、私は今年の2本と来年の1本に出るのは決まっていて、まだまだナイロナーよ。ナイロン以外の舞台にも出るつもり。でもこれは何にも決まっていないけど。つまり、所属事務所を移籍するだけ。よくあること。まあ、移籍して今より仕事が減っちゃったら、家賃の高い東京になんか住んでいられないから、荷物まとめて大阪に帰ることになるけど。そうならないように、草葉の陰から応援してくれろ。
さて、稽古場では今日も通し稽古。毎日通し稽古。こんなこと、私がナイロン100℃に入ってから初めてだ。


3/17(金)
昼間、テレ東で「郵便配達は二度ベルを鳴らす」を見る。
いや〜、面白いね〜。ドキドキしっぱなし。
少し早めに稽古場に入って、村岡と二人で自主稽古。なんて真面目な!今までちょっと苦手意識を持っていたコントが、自主稽古で、なんとかやりやすい状態になった。
あとはちょこちょこ、音楽と合わせたり、本番用の小道具でやってみたり。まあ、本番直前って雰囲気。
20時から通し。稽古場は22時まで借りていて、20時から通しが出来るってことは、そう、今回は上演時間が2時間!素晴らしい!
今日の通しで、初めて三宅兄貴とのコントがうまくいった。っていうか、今まで台詞を覚えられなかったんだけど、やっとこさ、なんとか覚えたらしい、私の腐った脳も。
で、今日の通しはまあまあうまくいったんじゃない?って思う間もなくケラさんから「村岡と松永は、このあと一時間残って、稽古しよう」って言い渡される。お腹が空いてきていた私は、自分の機嫌が悪くなるかどうかの瀬戸際で、ケラさんの前で真面目にダメ出しを聞いている村岡ちゃんをよそ目に、稽古場にあったお菓子を貪り食っていたのだった。ブルボンの、腹にたまる系のお菓子があったので、助かった。明日はビスコを購入して行かねば。


3/16(木)
舞台美術図を見せてもらう。シンプル!なんせコントオムニバスだからね〜、色々とシンプル。
あれやこれやと稽古したが、どうもまだ台詞が入りきっていない私。なんでだ?
19時から初の通し。もう、ビックリするくらい間違えてしまって、通し後は、とっても落ち込んだ。誰とも口を利きたくない状態だったが、稽古後、とあるプロダクションの方と会食の予定・・・。激しいコントでハゲハゲの化粧を直して、小劇場とは無縁の店へ。
は〜、久しぶりに世間の荒波にもまれた気分。そりゃそうだよな〜、金にならない舞台ばっかやってる人間、雇いたくはないだろうよ。どうしよっかな〜。9月中には移籍先を決めないと、フリーになっちまうよ。やっぱ、劇団系の事務所の方がいいのかな〜?高望みしすぎなのかな〜?3000万は稼いでくれないとってそりゃ会社としてはそうなんだろうけど、そりゃ無理だ。大学生の時の就職活動を思い出したよ。期限までにはまだ猶予があるんだけど、周りが決まると不安になる。でも、どこでもいいってわけでもない。じゃあ、絶対ここってこともない。だって会社のことなんて、バイト先の会社とか、親類縁者の勤め先とかしか知らないもんね〜。みんなどうやって調べてどうやって決めるんだろう?
落ち込む。


3/15(水)
晴れ。
大倉君が花粉症デビュー。隣の席で死んでいた。わっかりやすい花粉症の症状で、わっかりやすく苦しんでいたので、あまりのわっかりやすさに笑ってしまった。死の淵でボケたりツッコんだりしている大倉君の姿は、涙が出るほどおかしかった、悪いけど。


3/14(火)
たまひよ撮影二日目。今日は晴れのち雨。
撮影はものすごい早さで進む。
たまひよのスタイリストさんは、鈴木あみとかELTとかも手がけるスタイリストさんで、今日の衣裳はTSUMORIだった。すっごく軽くて、しかも伸びるので、私のようにウエストの割に骨盤が張っている人でも、無理なく着れて良かった。アレ欲しい。私が普段絶対に買わないような乙女チックなスカート。いつもの趣味じゃない服着ると、気分も変わっていいよね。
撮影終了後、赤ちゃん達と?赤ちゃん母達と?写真を撮る。
撮影が早く終わったので、ちょっとズルをして、稽古場に行く前に鍼に行く。やっぱ、二日通うと調子も良くなる。
稽古場に向かう頃には雨だった。


3/13(月)
たまひよ撮影一日目。
たまひよには珍しく、快晴。しかも暖かい!花粉症の人には大変な一日なんだろうけど、私も阿部君も花粉は大丈夫。
ロケはあっという間に終了。スタジオでの撮影に移る。でも、今日は私はスタジオ撮影がないのだ!
てなわけで、阿部君には悪いが、早々に退散して鍼に行く。赤ちゃん抱いたら、腕がしびれて、バレーボールやったあとのような状態になっていた。たまひよのCMやってると“子供欲しいな〜”って思うんだけど、抱いてられないから、“私ってば、母親にはなれないっす”ってガッカリするのよな。
鍼の後、大塚製薬のネイチャーメイドのTV-CMのナレーション録り。巨乳の牛が関西弁喋ってる絵のCMで、晩春頃からON AIRらしい。お楽しみに。録りが終わってスタジオから出てきたら、代理店の人やディレクター以外に、大塚製薬の人がものすごい人数いて、ビックリした。


3/8(水)
というわけで、案の定、台詞覚えの悪い私はブルースカイさんのホンから外される・・・って、この日誌読んでると、私って外されてばっか?おかしいな〜、12本中6本は出るんだけどな〜。つまり皆とほぼ同じだけ出るんだけどね。
ナイロンHP用のアンケートに皆に答えてもらう。今回は珍しく締め切りに全員分が揃った。もうじき掲載するのでお楽しみに。
稽古の帰り散歩中の子犬がいた。立ち話に夢中の主人を見上げてハアハア言っていた。私はくしゃみをした。子犬はビックリして私を見た。目があった。距離が近くなっても私の方を見ている。通り過ぎたら追っかけてこられたので逃げた。私もビックリした。・・・なんかいい詩みたいだ〜ね〜。
結局ゆうべはナイロンHPの原稿作成とかで夜なべをしてしまい、深夜の「獄門島」を最後まで見てしまった。稽古中にこんな夜を過ごしているのは私だけだと思ったが、三宅さんも大倉君も見たという。あたしたちって・・・。
さて、言っておくが、チケットが思うように売れていないぞ。土日はもうたくさんって感じで、席の都合をつけるのも大変なくらいなのだが、平日はこりゃ空いてる。どうしようってくらい空いてる。なので、心ある「マツナガ宅」ファンの皆様!色んなサイトに宣伝して下さいませんか?noticeの情報ドンドン抜き取っていただいて結構ですから。3/25,26,4/1昼以外ならまだ大丈夫ですから。お願いします!


3/7(火)
朝、銀座でTV-CM用の声のオーディションに行く。
朝だから声が出ない。いや、出るんだけど、本来の声じゃなくてオクターブ低い。西牟田さんよりも自信を持って低い。マイクを前にしてもやっぱ低いままだった。お色気声担当として呼ばれたのだが、最後には「おばちゃんでやってみて下さい」と言われ。当初低めの声でという指定のあった部分も「低すぎます」ってことになってしまった。外されるのかな〜。
ケラさんとブルースカイさんの新作が出来てくる。キャストを入れ替えながら本読み。
三宅さんとの二人コントの稽古をしたが、やっぱり台詞が覚えられていなくて笑っちゃったよ。ついにケラさんにも「松永、今回、台詞の入りが悪いね〜。」と笑われた。いや、もっと黒いことを言われたが、「あの人」が呼んでいたら怖いので書くのはよす。三宅さんに「年なんじゃないの?」と囁かれた。いやもう、ホントに覚えられない。っていうか、同じ様なことを言い続けるのは難しいよ。同じことじゃなくて“同じ様なこと”だからさ〜。でも、コントの出来としては良かったらしく「うん、これはこれでいいと思うので、あとは松永が台詞を覚えさえすれば大丈夫」と言われてしまう。ナイロンじゃ、台詞覚えの早いほうだった、ていうか、もらったその日に覚えていたのに・・・『テイク・ザ・マネー・アンド・ラン』や『テクノ・ベイビー』の頃が嘘のようだ。カムバック!私の脳みそ!


3/6(月)
なごみ系・癒し系女優は、今日も稽古場で絶叫していたよ。ホント、なんでこんなに叫ぶシーンが多いのやら。
三宅さんと村杉さんとの三人コントの稽古をしたが、あまりに台詞が入ってないので、笑っちゃったよ。私の脳みそ腐ってきたかも。


3/5(日)
朝テレビを見ていたら、遙洋子が出ていた。
なんかケンカの本が売れているらしい。キッチュさんと同じ事務所なんだけど、あそこの事務所の人って本書くよな〜。うらやましいな〜印税生活。
遙洋子と言えば、10年前の大阪ではちょっとした有名人だった。ハイヒールと仲いいけど芸人じゃなくて、牧野エミさんとも仲いいけど小劇場系でもなく、東ちづるほどはシュッとしてない、口が達者で頭も切れて、名アシスタントって感じで。ギャルからアシスタントに出世したもんな〜、って大阪のローカル番組を見ていた人にしかわからん話や。
昔、大阪朝日放送の向かいの今はなきホテルプラザの1Fの喫茶店で「第二の東ちづるにならへんか」と、松竹芸能の人に話をされていた時、近くのテーブルに、オードリ・ヘップバーンみたいな格好をした遙洋子がいて、「うわっ遙洋子や!」と嬉しくなっていたら、松竹の人に「あそこまでなるのは難しいで〜」と言われたことがある。そう、彼女はそれほど大阪の一流芸能人だった。
でも、ケンカの本のことで息巻いている彼女は、な〜んかもう違っていた。ピーコの「あなた、デビューして以来初めて日の目を見たんじゃない?」という気の利いたパンチに対して、何も答えずただ睨んでいるだけ。あとはもうボロボロ・・・。ケンカの本書くって、こういう目に遭うのか・・・って思っちゃったよ。「ケンカの達人になったんです」ってことだものね〜。彼女の理屈は間違っていなかったけど、例え間違った理屈でもピーコの方が一枚上手感が強くて面白かった。
女も、若い頃にはケンカ腰で生意気な感じがとんがってていいけど、年を重ねてもケンカ腰っていうか理屈魔人だと、ギスギスした人生送ってきたのかしら?って心配されたり同情されたりするんだろうな〜。私も危うく理屈魔人チームに入るところだったが、良かった〜なごみ系・癒し系小劇場女優になって。なごみ系は「ケンカ?うん、こわいよね〜」とかほざいていればいいから楽よな。勝ち負けなんてそうでもいいことよって顔できるかどうかが勝負なんだから。あ、でも、たまひよとかkiroroのCMとか見たこともなく、「マツナガ宅」だけでしか私のことを知らない人は、まさか私がなごみ系・癒し系の人だとは思うまい。連日、コールタールのような毒を書き出しているからなぁ。


3/4(土)
皆さんは昔付き合っていた人を偶然街で見かけたことはあるだろうか?
私は昨日、過去に6年半付き合って、『4a.m.〜アナザーヴァージョン〜』という芝居の時に「こんなくだらない芝居のために俺は放っておかれたのか!」と言って私をふった男を見かけた。
数年前、まだ付き合っていた頃には野茂に似ていると思っていたのだけど、なんか奴はすっかり太って、頬の肉がプルンとして、こぶ平のようだった。着ている服もメガネも、当然私の知らないもので、横に連れている背の高い女も、当然私の知らない女。
女の人なら分かってくれると思うが、自分の元彼の彼女が自分と全く違うタイプだった場合、それなりにショックを受ける。例えば、私は背が低い。その場合、背が高い彼女を見ると、「ああ、ああいうのがホントは良かったんだ・・・」と思う。きっと自分が美人で、相手がおブスだと、「ああ、顔じゃなくて性格が大事だったんだ・・・」と思うだろう。逆に、自分がおブスで、相手が美人だと「ああ、やっぱ美人の方がいいわな・・・」と思う。人はコンプレックスの塊だ。
で、昨日の私は別に「おう!久しぶり!」って声を掛けることもできたし、声を掛けたからと言って、二人の間に、そして、彼と彼女の間になんのこじれもなかっただろうが、ただすれ違っただけだった。
なぜかって?
太った奴に対して、私は痩せてしまっていた。普通、年相応に太るところが痩せてしまっていた。そして、稽古帰りで化粧もハゲハゲで、疲れた顔をしていて、汚い格好をして大きな荷物を持っていた。私の仕事は舞台役者なわけだから当然の格好なんだけど、あまりにも自分がみすぼらしくて、声を掛けられなかった。そして、今となっては、自分をみすぼらしいと感じた自分を恥じている。
すれ違った直後、その街では「五番街のマリー」が流れていた。二人ともこの曲が好きだったよな〜と思い出した。・・・って、なんかすごくいい話だと思わない?でも、全部事実なんだけどね。
ああ、今日も遊びすぎて台詞を覚えなかった・・・。
さて、M.O.P.の『ちゃっかり八兵衛』という芝居をご覧になられただろうか?私は今日観たのだが、面白いよ!まあ、初演も観ているのだが、再演も面白かったよ。ちなみに、芝居の中にキックボードが出てくるのだが、このキックボードは、『超老伝2000』でやまにん(ハリー)が乗っていたキックボードだよ。使い回しね。つまり、あのまんま紀伊國屋に置いていたわけだ。せっかくだから、次の泪目銀座でもナイロンでも使い回したいものよ。っていうか、小さん師匠に乗ってもらいたいよ、キックボード。
M.O.P.のチケットはね〜、どの日もある(看板女優談)らしいので、当日券が嫌な人は私にメールしてくれたらおさえておくよ。ちなみに、3/8(水)まで紀伊國屋ホール(『超老伝2000』と同じ所)でやっているよ。


3/3(金)
稽古は14時から始まっているが、私の入り時間は20時。
昼間の時間を有効活用!と思っていたが、結局、録りためていたビデオを見ているだけで終わってしまった。稽古に行こうと家を出ると、近所の家からおいしそうなご飯のにおい。そういう時間から出勤するのって、ちょっと淋しい気持ちになるね。
少し早めに稽古場に着いたので、全く覚えていなかった台詞を必死で覚える。人間集中力さえあれば何でも出来るもんだ。何とかなったよ。
それにしても、私が一番台詞を覚えていないようだ。皆、いつ覚えているのだろうか?まさか、家に帰ってから台本を開いているの?そうなの?
帰宅しても、やっぱり録りためたビデオの続きを見ている私。
明日は稽古休みだけど、昼M.O.P.を観て、夜はみのすけさんが出ているカトケンを観る。ダブルヘッダーなんて何年ぶりだろう?痛めている膝と腰は大丈夫なのか!?


3/2(木)
今日は、初めて使う稽古場へ行く。
天気がいいので、このまま逃亡しようかと思うが、まじめな私は、今日もまた稽古場に行ってしまった。
今日は、三宅さんとのコントから。難しい。っていうか、台詞を覚えていないと話にならなかった。ダメ出しされても、台詞でいっぱいいっぱいで即応できなかった。
ブルースカイ作のコントが出来てくる。女三人。やりたい役にはつけなかった。まじめな私は、やりたい役だけ上手にやって、やりたくない役は手を抜くという作戦を決行できずにいた。
稽古終了後、ラーメンを食べに行く。明日の入り時間が遅い私は、おろしニンニクと揚げニンニクを思いっきり入れた。ニンニクは体を温めるからいいのだ。


3/1(水)
別役コントからは外された。ちと悲しい。でもお陰で医者に行く時間が出来た。
実は『超老伝2000』の大阪楽日に膝を痛めてしまい、東京公演直前まで正坐が出来なかったのだ。正坐できないと無理でしょ、あの芝居は。なんせ落語シーンがあったからね〜。なんとか騙し騙しやってきたが、コントを前に治すべきだ!と思い立ち整形外科へ。レントゲンで何ともないのは予想がついた。そういう痛みじゃないのよ。
で、結局何かというと、元々腰と膝の骨が少しずれていて、日常生活ではどうってことないけど、激しい運動やなんかで痛みが走るらしい。ラ・バンバか・・・。今までもこういう類の痛みはあったけど、一週間くらいで治っていたのに、と言うと、「若いときはそうなんだけどね〜」って言われる。そっか・・・もう若くないんだ。
こうやってパソコンに向かっているときには痛みはないのね。でも、パソコンから離れるときには、痛くて痛くて。ある姿勢を解くときに、うげってなる。ホント婆の神経痛みたい。


2/28(月)
昼、セブンイレブンのラジオCMと店内放送の録り。
さすがに連日のラ・バンバで・・・というか、飲酒で体ボロボロ声もガラガラ。仕事には通用せん声だったが、ディレクターがお弁当を出してくれて、一気に復活!やっぱ、ご飯食べるとしゃきっとするね。
稽古まで中途半端に時間が空いたので家に帰って仮眠。1時間だけ寝たら、一層具合が悪くなってしまった。体を引きずるように稽古場へ。
今日は別役さんの書き下ろしコントをキャスティングのために役者を替えたりしながら読み合わせ。う〜ん、面白いけど、どうやら私は外されそうだ。日々、こういう「選ばれる」という局面に立たされる。「何が悪かったのか?」「私じゃダメなのか?」と自問自答して不眠症になりそうだが、絶対に快眠の私。えらいもんで、あんなに具合が悪かったのに、芝居している内に頭がぐんぐん回ってきて、稽古終了時には「さあ、これから!」っていう状態になっていた。
稽古終了時にケラさんから「松永さ〜、もっと遊んじゃっていいよ。台詞とかも変えちゃってさ〜。『超老伝』みたいにさ〜、見てないけど」と言われた。あんなにグダグダになってもいいのだろうか?まあ、いいや。コント集だし、やってる方もそこそこ自由でないとね。
飲みに行きたかったが、ナイロンHPのこととかやらなきゃいけなかったので、帰宅。テレビ見ながら作業していたら、山ちゃん(山崎一氏)がドラマで大活躍していた。
明日は、恵比寿でチラシとポスターと色んなお店に張りに行き、その後、サントリー・ウェイティング・バーの録り。