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ケラ写真ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 松永になにか書いてくれと頼まれて書いているわけですが、御周知の通り、松永玲子はナイロン100℃内ではファム・ファタル、魔性の女担当であるわけですが、少なくとも集団には彼女によって運命を狂わされた男はまったくいないわけで幸いなわけですが、もうすぐ始まる「フローズン・ビーチ」の中でも悩殺(予定)水着で物好きな一部の観客を魅了(予定)するわけですが、うーん、どうなんでしょう。
 正直な話、松永が「1979」とゆー芝居で4年だか前にウチに初参加した時には、ここまで存在感のある女優になってくれるとは(まあ、私の為になってくれてるわけでは当然なく、すべて彼女の場合自分の為なのですが)思ってませんでした。
あと二年早ければという思いでいっぱいです。
観に来て下さい「フローズン・ビーチ」。

 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
 1998.8.2

松尾貴史松尾貴史
 松永さんと最初にお会いしたのは、忘れもしません、何か、どろーんとした平日か週末かの午後でした。
私が気まぐれでやってしまった、「松尾貴史の人格懐疑室」というショーのようなネタのようなものに、刑事やらキュリー夫人やら曾良やら千葉すずやらの役でゲスト出演して下さるということで、青山にある、日本語で言うと「東」という意味の名前の制作会社においてでした。
芸達者で性格が強くて本能的でお利口でジュンサイで、非常に助けて頂きましたん。
よく、飲みにも行きました。面白い人です。
彼女は飲んでいる間中、ずっと、『あかんあかん、あかんあかん。もー、あかんあかん、あかんあかん』と言い続けます。
嘘だと思ったら、彼女を誘って飲みに行って見て下さい。断られたらどうしようって、大丈夫。彼女は絶対に断りません。
携帯電話が鳴って、真っ青になって帰ることはありますが。
二、三杯飲んだところで、わざと『うだーうだー』言って見て下さい。突然、瀬戸内寂聴のような顔つきになって『あかんあかん』と言い始めます。
だからどうだって言うのですか。彼女はそれでもひたむきなんですよ。周りからとやかく言われることはないでしょう。
私は、高校の頃まで『ひたむき』を『したむき』だと思っていたぐらいですよ。
だからこそ、いまではつうかあですとも。
阿吽の呼吸、以心伝心、テレパシー、超感覚的知覚、ESP、チャネリング、精神感応、虫の知らせ、千里眼、霊視。どれでもどうぞ。
それぐらいのものだと言ってるんですよ。はははははははははははははははははは。
玲子は霊子。しゃれしゃれ。
ふふふふふふふふふふふふふふふ。でろりんまーーーーーーーーーーん。

松永 慶松永 慶
 原稿依頼を受けて、改めて彼女の今日の有様を見て思い返すこと:
 演劇にのめり込んだのは、小学校6年生の学芸会で、「孫悟空」の三蔵法師を演じ、拍手喝采を受けた感動がきっかけだと思います。学芸会のことですから、カーテンコールやスタンディング・オーベーションとまではいきませんが、他の演目に比べ、大拍手だったのは事実です。
中学・高校・大学と演劇活動を続けてきたように思います。ただ大学(京都女子大)では、落研に籍を置いていました。一度、嫌がる彼女に私達両親の前で落語を演らせましたが、何とも間の取り方がまずく、聞いてられなかったことを記憶しています。
しかし、卒業後、就職した会社の恒例行事である大阪城の花見の宴で、周りがカラオケに打ち興じている中、上司の命令により、一席ぶったそうですが、筵の周りに人垣ができて、またまた拍手喝采だったとか本人がいっていたから間違いがないでしょう。
 今日のドシャ降りと評される就職事情の中では、勿体ないことですが、一流の会社に就職したのに、それを放り出して演劇の道に飛び込んでいく突飛な娘を見て、親として「極道者」と思わず叫びました。
私の友人たちは「今日の無気力な若者たちが多い中で、目的を持ってやりたいことに専念しているのは立派」と評してくれますが、「他人の娘だからそんなことが言える。自分の娘だったら果たして許すか」と私は反論しています。これ親の苦悩。
 百歩譲って、この道を歩み続けるのだったら、親の住む家を建ててくれとは言いませんが、完全に独り立ちして、それなりの幸せを掴めるくらいに徹底して大成してくれることを願わざるを得ません。
 常識的な親の考えとして、松田聖子じゃありませんが、お医者さんを含むお金持ちと結婚して、オーソドックスな安定した家庭を築いて、本来なら孫の二人や三人を持つフツウの幸せをと願っています。でもでももう遅い。
 以上親の嘆き節でした。

池田成志池田成志

こんにちは、「象」でご一緒させてもらってる、池田でございます。

わたしはまだ松永さんとお会いして間もないのですが、こうして、え?印象ですか、そうですなあ、年齢不詳といいますか、経歴詐称といいますか、どうも、何ともつかみ所のないはなしになってしまうのですよ。
初めてお会いしたのは、ええ、意識して、…あれは、「象」の写真どりの日でした。
中野の丸井本店の裏のほうにある、とある劇場に向かう途中、ちょいと薄汚れてはいるけれど、まあよくあるコンビニに立ち寄りましたら、ええ、とても暑い日でしたので、…そこにいたのですよ。松永さんが。すでに。…いえ、びっくりはしません。なぜ、びっくりするんです。…ただ、裏中野には不似合いといいましょうか、不都合と言いましょうか、ちょっと雰囲気が違ったのでしょう。だから気づいたんですね。え?お化粧?…してらっしゃいましたよ。どうも写真を撮る日は、お化粧をなさるらしいんですよ。いえ、ですからね、そのお化粧ぶりが裏中野にあわないと言うんじゃなくて、松永さんが…そう、ちょっと、都会的に見えたのですよ。ところが、松永さんは大阪出身というじゃありませんか。そこのところがね、どうも、…と言うのもわたしの中で、大阪出身と、都会的というものが、うまく整合しないものですから。経歴をね、え?つぎ?……次にお会いしたのは、もう、「象」のお稽古です。もちろん、「フロオズンピイチ」見ましたよ。悩殺水着も謀殺下着も拝見致しました、そのちょっとした意地悪ぶりなお芝居。とても好感がもてました。それで今、「象」なんですがね、松永さんたら、看護婦姿ナノですよ。それがまた、どうも怪しい。いそうでいない、いや、いないよ。というかんじなのです。まあ、頭は、普通の看護婦がつけてる、あれなんて言うんでしたっけ、まあ、いいや。それでね、グレンチェックのワンピースに真っ白のタイツと真っ黒のタイツを交互に、毎日変えるのですよ。まあ本番は変えるとしても、ね、ちょっと、怪しいでしょ。…と、このように、おもにビジュアル面を中心に、お話ししたのですが、その性格、内部構造もかなり複雑怪奇なのだと、推察いたします。何かたくらんでいますよ。ええ。いますとも。…それを探ろうと、何度か一緒にお酒を飲みに行ったのですが、私、近ごろ、ますます、お酒が弱くなってしまいまして、わたしのほうが、正体をつかまれる始末でして。ほんとうに、あいすみません。
…きっと、いい人なのですよ。
と、このように唐突に結論づけるしかないのです。今の所。

ところで肝心の「象」なのですが、これもまた、深い霧に包まれておりまして、……もしかしたら、遭難するかも知れません。うっ。そのときは、…真っ白なタイツをはいた、


峯村リエ峯村リエ
 マツナガ宅をご覧の皆様、はじめまして。私、松永玲子の母でございます。嘘です。ナイロン100℃で御一緒させていただいている峯村リエと申します。
 ここまでの文章で、松永さんは、もう、絶対に怒っていると思います。松永さんは くだらない事を言うと、相手が誰であろうとものすごく怒ります。怒ってくれるうち はまだまだいいんです。その内相手にしてくれなくなります。私はもう相手にされな くなってしまいました。「2人で飲みに行こうよぉ」と誘っても「いやです」と言わ れるぐらいの仲になりました。…でもね、私、松永さんは絶対大物女優になると思う んです。だってキモが座ってるじゃないですか。昔、と言っても一年位前に松永さん は体を壊してしまったのですが、その時も病気に対して「だから、何?」という態度 で立ち向かっておいででした。そのおかげで今はとても元気になられまして、CM「 たまごクラブひよこクラブ」の2代目夫婦として大人計画の阿部サダヲさんと、その 腹黒さをお茶の間にぶちまけておられます。きっとこうやって大女優への道をつき進 んでいく事であろう事はまず間違いないなき事ありき。…だから私は松永さんが大大 大好き!いつまでも親友でいようね!こんな素敵な松永さんが12月10日〜13日、フジタヴァンテでやる「イギリス・メモリアル・オーガニゼイション」というお芝居を観に行くらしいですよ。マツナガ宅を御覧のマツナガファンのあなた、お友達を誘って絶対観に来るべし!!観に来て!!…お願いします、観に来て下さい。
 それでは、これ以上くだらない事書くと本当に松永さんに嫌われるのでやめておき ます。松永さんについてもっと聞きたい方は「イギリス・メモリアル・オーガニゼイ ション」へ!!お知えるかどうかはわかりませーん。


G22
 私が、マツナガレイコを見初めたのは、ジンカクカイギシツという、ちょっといいかげーんなカイギシツの中でした。そのカイギシツでは、マツオタカシという悪人が、怪人二十面相ばりにさまざまな人間になりすましていましたが、マツナガレイコは、彼に負けず劣らず、さまざまな女になりすましていました。
私は、なりすましている人をみるとダメなんです。惚れちゃうんですよ。だいたい「なりすます」って何ですか。その人に「なり」きって、「すまして」いるんです。きっと。
 彼女とデートをしたい。と思った私は、ジャルにのってナイロン国をたずねました。マツナガレイコはナイロン国の四女です。国王のサンドロヴィッチ氏をその住まいであるガクヤまで訪ね「娘さんとデートをしたいのですが」と申し上げますと、サンドロヴィッチ氏は四つの単語を私に言い残して、その足でフリドニアにお発ちになってしまわれました。
 残された私とマツナガレイコは、宰相のエトウ女史の手引きもあって、アガペー国に亡命したのです。驚いたことにアガペー国では悪人マツオタカシが国王になりすましていました。しかも、明日、宮中にて御前試合を行うというのです。
 もちろんマツナガレイコは御前試合でさまざまな人間に「なりすまして」悪漢たちをばったばったとなぎたおしていったのです。そして決勝は、ソトバ公国のヤマニシアツシとの一騎討ちとなりました。さて、どちらが勝つのか? 固唾を飲んだ瞬間、ヤマニシは突然、「そんなこと言うてんと飲みに行きましょや」。もちろんマツナガレイコが勇敢にもそれを受けたのは言うまでもありません。私が惚れなおしたのは言わずもがな。です。
 こうして、めくるめくような膨大な量の台詞の応酬のなかで、マツナガレイコと私の蜜月の日々は過ぎて行ったのです。このときのことは、後年、ナカジマラモ氏が「チョーローデン」という物語にまとめていますので、興味のある方はそちらをどうぞ。
 しかしそんな日々も束の間、ある朝、私が目を覚ますと、マツナガレイコは消えていました。置手紙ひとつ残さずに。
 風の便りに、ファイという町で怪しげな石を売っているだとか、ゾウという町で看護婦をしてるだとか聞きました。どれもうわさに過ぎません。傷心の私は旅に出ることにしました。ワゴン車を一台買って、リバウンド号と名づけ、数人の仲間とともに、さあ、出発だと車に乗り込みますと、なんと、マツナガレイコが不思議な微笑みをたたえて、車内で待ち構えているではありませんか。
 私たちの旅の趣旨は、その瞬間から冒険旅行に変わりました。
 そして、この「リバウンド号」での冒険の物語の行方は、二月に劇場にてお確かめください。


野田晋市野田晋市
えー初めまして。今回『リバウンド』というお芝居で松永さんとご一緒させていただいておりますリリパット・アーミーの野田晋市という者です。松永さんについてという事ですが、今回の『リバウンド』のケイコが始まる前にそとばこまちの山西さんに「君と松永はようにてるで」と言われていたので今回のケイコ中ずっと観察していますと、ありました!
それはある日のケイコ中の出来事でした。全員がケイコ場でワイワイガヤガヤと休憩していると、マザーの若い女の子が水場の扉を開けて「たんこぶ出来た」といいながら出て来たのですが、全員が「しらんがな」ツッコミを入れたのです。しかし、そのたんこぶはコントに出てくる取って付けたようなたんこぶだったのです。その上、その女の子は泣いていたのです。全員が女の子に駆け寄り、慰めたり氷を持って来て冷やしてやったりしている中で、私は机の陰に隠れて笑っていました。ふっと顔をあげると、同じような場所で涙を流しながら松永さんは…笑っていたのです。私と松永さんの二人だけが。それ以来、私は松永さんの事をとても好きになりました。


今江冬子今江冬子
ナイロン100℃の今江冬子と申します。
玲子ちゃんとは、今まさしく「薔薇と大砲」という芝居の稽古で、毎日顔を合わせています。ナイロンの中で皆は、彼女より年下の人は“松永さん”、年上の人や演出家のケラ氏は“松永”と呼びますが、私にはどうも“玲子ちゃん”という呼び方がしっくりきます。あるいは、たまに“玲子!”でしょうか。
今までのマツナガ宅をご覧になった皆さんは、玲子ちゃんという人をどこかしら謎めいた女と認識されているのではないでしょうか。格好いいですね。私は単純な人間なので、まあ例えるならば、だらしのない姉を見て、ああはなりたくない…と自分を磨いている妹が玲子ちゃんというところでしょうか。
去年一緒に出演した「フローズン・ビーチ」という芝居のパンフで玲子ちゃんについて残りの出演者であれこれしゃべったコーナーがあったのですが、その中で私は“もし私が男だったらくどいてみたいなぁーと思う女性です。”と言った覚えがあります。頭の回転が速く、さめていて、少し近付きがたい女性だと思わせられる反面、非常にくだけた、そして下町的な人情もたっぷりともっている人なのです。
最後に、この場をお借りして、いつもお世話になっております。ありがとうございます。


小宮孝泰小宮孝泰

書き出しから言い訳するが、この文章は失敗だ。何が駄目かって、松永玲子を誉めすぎた。これじゃ、気持ち悪いじゃないか。しかし、公演本番中に原稿を引き受けてしまったから書き直す時間が無い。私はこんなことしてるより、皆で楽しく酒を飲んでいたいのだ。
そこで、非常に甘ったるい賛美の言葉をそのまま彼女に送ることにする。
結局のところ、長所を見つけやすい人だし、書きやすいほどにそこに気づかされてしまう人、いや、女優なのである。
いかん、また誉めている。
どうでもいいや、お読みください。

我が"星屑の会"の作・演出の水谷龍二さんがよく言うのだが、喜劇女優というのは難しい。喜劇もできる女優はいるかもしれないが、喜劇女優はそう多くはない。松永玲子は、そんな数少ない女優にきっとなりそうな気がする。

彼女の良いところは色々あるが、まずは顔立ちである。ちょっといい女に見えてしまうし、笑える顔にも見える。無理矢理広く言えば、お姫様から乞食まで、女郎から歯医者まで、野武士から吉野家の店員まで出来そうな顔である。こういう顔は得である。

それから、度胸と根性が座っているのが良い。今回の「薔薇と大砲」の彼女のラストシーン。神父役のみのすけ君に「キモチイイ、チンポ」とケツから迫っていくのには稽古場でちょっと驚いた。下ネタをあんな風に軽々とはそうそうできるものではない。

今回のサーカス芸人ダサモ役と神父の薄幸の元奥さん役の二役使い分けもなかなかである。もちろん芝居の感は言うまでもなく、加えてギャグのセンスも良い。

ケラの芝居でアドリブを言う役者はあまり稽古場で見かけなかったのだが、ダサモ役の彼女は隙あらばなんかやってくる。最初はバラエティのりの奴なんだなと、正直言うと馬鹿に生真面目な私にはそれが鼻についた。でも、よくよく稽古の進行具合を見ていたら実に利にかなっているアドリブの飛ばし方であり、はめ方も上品で的確である。結局分かったことは、この人は若さに似合わず、演出家との付き合い方を分かっている女優だなということである。しかも稽古のごく早い段階でそれを意識し、理解し、弾を撃ってくる。アイディアウーマンである。

それと、こんなことに感心するのは私ぐらいかもしれないが、小劇場関係のご多分に漏れずナイロン100℃でも小道具から衣装や他のものまで、役者たちが率先してお手伝いしている。松永玲子は、チケットの売れ行きやパンフレット、ホームページなどの手配、いわゆる制作関係の仕事をやっている。実はである。普通、この制作関係の仕事を任されてしまう役者は肝心の舞台でなかなか光を放たないのである。私はそういう例をかなり見てきた。ところが、彼女はその気を使う仕事を稽古場でこなしながら見事にアドリブも考えているのである。たいていのほかの仕事は単純労働者になれるが、制作はそうはいかない。頭も使って、仕事も責任もきつい。普通はここでへこたれるんだが、彼女は利口なんだろう。使える頭を両方にうまく振り分けているのである。

誉めすぎついでに言っておくが、落語がうまいのが腹が立つ。「超老伝」で初めて見たのだが、地の喋りをあんな風には女性は喋れないものである。明大落研出身の私は、こいつも落研だったなと思ったら案の定であった。小憎たらしい上方落語野郎である。

ここまで誉めてしまうと、後は早く壁にぶち当たってほしいと思うくらいである。

ところが、今回の芝居『薔薇と大砲〜フリドニア日記#2〜』を見に来た私の知り合いのTVプロデューサーが、彼女は何者なのかをしきりに知りたがっていたから、壁の前にはしごを上ってしまうかもしれない。

このホームページを見て、松永玲子を応援している皆さん。応援し甲斐のある女優だと思いますよ。声援を送ってあげてください。

と、やたらと誉めてしまったので来月辺りに、みのすけ君が裏事情や、本当の松永玲子を暴露すると言ってました。乞うご期待!

ちなみに上の写真は、自衛官の馬鹿な上官の役になろうとしているメークの時間。
星屑の会も見に来て下さい。



みのすけみのすけ

僕は今、札幌に仕事で来ています。
いや〜、空気は美味しいし、魚はうまいし、たまりませんなあ!
で・・・何でしたっけ?そうそう松永について!!・・・ですね。
ついにやって来ましたかこの日が・・・。
このHPは良く覗いてますが・・・皆誉め過ぎです。
そんな訳で、松永の本当の姿を皆さんに教えなければならない時がやって来てしまいました。

1. 松永は男に捨てられたことが無い。
 
何人もの男を狂わせてきた魔性の女レイコですが、何故彼女は三人も四人もの男と同時に付き合うような芸当が出来るのでしょう?
それは彼女が関西人だからでも、落語が上手いからでも無く、多分男に振られたことが無いからだと推測されます。なにしろ彼女は男を人間と思ってないフシがあります。男はレイコに上手くコントロールされるロボットとなり、ペットの様にひれふすしかないのです。その上ハゲでなければ認めて貰えません!

2. 松永はロングが似合わない。

これは悪口ではありません。ショートカットがお似合いよ!・・・と言うことです。
昔芝居で長いカツラをかぶって居た時には、似合わないなぁ〜と思ってました。(ちなみに犬山も似合わないと思われる。)というか・・・髪なんかなくとも顔だけで勝負できる位、綺麗なお顔をしてますよォ〜と言うことです。たまに化粧をして稽古場にあらわれて、男優陣を骨抜きにしようと企んでいます。気を付けなければ・・・。

3. 松永は頭がきれる。

彼女は頭が良い上に、とてもテンポが速い、そしてクール。
のんびりしている男達はそんなレイコに圧倒され、またもや骨抜きです。そして事務的な物事を、無駄なくそのまんま事務的に対処します。必殺仕事人という感じです。
そういう意味で、ナイロンの女優陣でギャグをきっちり押さえる事に関しては一番ではないでしょうか。薔薇と大砲で珍しく二人でからむシーンがあったのですが、な〜んか安心してやらせて貰いましたし・・・成長しましたよね。
二人の共通項として、脱ぎっぷりがいいというのがありますが、僕は計算、彼女は本能です。

そんな訳で、これからも男をエサにして、踏み台にして、どんどん素敵な女優さんになって下さい。
これからは喜劇だけでなく色んなタイプの松永も見たいですね。
なんか、「曖昧な松永」が見たいですな。

最後に自分の宣伝をします。
7/10モ7/18 『ネネム』作・宮沢ケンジ 演出・佐藤真 主演・毬谷友子  
にでます。場所は世田ヶ谷パブリックシアターです。よろしく!



後藤ひろひと後藤ひろひと

D/Jの当日パンフのためにれーちゃんから素敵なラブレターをもらったから
おかえしにラブレターを書くよ。

初めてれーちゃんに会ったのはラジオドラマの現場だったっけね。正直その頃、大王はれーちゃんを知らなかった。ガラスでできたようなかわいいかわいいれーちゃんがスタジオに現れた時、大王は少しドキドキしたんだよ。
けどね。
あの時は大王の子供の頃からのアイドル
広川太一郎さんが一緒にいたからさ。
れーちゃんには一言も話しかけられずにお別れしたんだよね。

次に会ったのは遊気舎の公演FOLKERの現場だった。いきなり出演をお願いしたんだよね。
なんの台本もなくなんのお礼もできなかったのに
すっごく素敵な演技で助けてくれた。
終わったら飲み屋でいっぱいお話しようと思ってたのに
れーちゃんは人気者だから
大王は結局近付くこともできなかった。

D/Jの話がきた時
大王はすっごく喜んだよ。
これでれーちゃんとゆっくり話ができるって。
けどね。
カッコつけ大王のくせに
今の大王はちっともかっこよくないんだ。
俳優としてだけの出演なんて
やった事がないんだ。
だからね。
大王は今、一生懸命なんだ。
一生懸命の大王なんて
最低にかっこ悪いでしょ?
だからねれーちゃん。
大王はまたしても
れーちゃんには話しかけられないよ。
いつの日か
もっともっとかっこいい大王の時
ゆっくり話がしたいんだ。。
だからそれまで待っててね。
もし夢の中で大王に会っても
話しかけちゃダメだよ。
ほんとの大王はもっとかっこいいんだから。
じゃあね。
おやすみ。

弱虫大王より



八十田勇一八十田勇一

劇団そとばこまちの八十田という者です。俳優業です。主に脇役中心に頑張らさせていただいてます。現在、青山円形劇場の『D/J』で松永さん、松尾貴史さん、後藤ひろひとさんの脇を固めています。今回は松永さんとの出会いとその軌跡を記した私のメモを紹介させていただきます。

3/14 渋谷のスタジオ
初対面。目が大きい・・・タイプだ。元気印の女優さんによくあるカン高い声の「よろしくお願いしま〜〜〜す」ではなく、低い声で「初めまして、松永です」。カメラに向かう表情もクールだ。

5/9 新宿の居酒屋
初めての飲み会。程よく酔った松永さんが隣に座り「普段はなんて呼ばれてるんですか?」「ヤソチンです」「チンって・・・」。私のルックスと呼ばれ方のギャップが気に入らなかったらしい。その後はずっと「ひげ」と呼び捨てだ。

6/5 下北沢の稽古場
松永さんがなかなか稽古に来ない。前日飲み過ぎて中耳炎になったらしい。そんな人初めて聞いた。謎の女だ。

6/13 下北沢の稽古場
衣裳の内村さんが来る。目が大きい・・・タイプだ。いつの間にか松永さんが私の背後にいた。「松尾さんの奥さんよ」・・・見抜かれてる。

6/22 下北沢のバー
遊気舎の楠見さんと3人で飲む。人の悪口で意気投合。もう一軒という雰囲気になったが「もうちょっと遊んで行くわ」と松永さんは下北の夜のネオンに消えて行った。
ちょっとジェラシー。

6/23 下北沢のスパゲッティ屋
初めて2人で食事。松永さんはカルボナーラ、私はパンプキンスープスパ。「お前、おかまか!」と口汚く罵られた。

続きはまた機会があれば。では。



山崎さん山崎 一

私は松永礼子と共演するのは今回で2回目だが、私は松永礼子のことが好きだ!というか、やっぱりよく分からない。松永礼子のことをよく魔性の女だとかフェロモン女優とかいう奴がいるが僕もそう思う。
以上、これが私の言いたいことのすべてだ!!!

続いては、松永さんとのある日の会話をお聞き下さい。

山崎「松永ってさ、休みの日とか何やってるの」
松永「芝居見てます!」
山崎「あ、そう・・・。芝居見てない時は何やってるの」
松永「寝てます!」
山崎「あ、そう・・・じゃあ、芝居も寝てもいない時は何やってるの」
松永「デートしてます!」
山崎「へえ、デートするんだ」
松永「ええ、デートしますね!」
山崎「・・・」
松永「・・・」
山崎「デートってどこ行くの」
松永「横浜八ケイ島とか」
山崎「へえ。・・・そこって面白いの」
松永「最低ですね!」
山崎「あ、最低なんだ」
松永「ええ、最低です!」
山崎「へえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きだ〜!」

私は礼子に飛びついた。礼子はそれをふりほどこうともせずに「フッ」と鼻で笑った。そしておもむろにタバコを一服吸って「私も」と言って私に飛び乗って来た。おわり。

これが松永礼子との会話のすべてだ!!!

御本人の意思に反し、誤字は訂正することなく掲載しました。【マツナガ】



西牟田恵西牟田恵
 マツナガ宅にお越しのみなさん、はじめまして。西牟田恵と申します。ナイロン100℃公演「TAKE THE MONEY AND RUN」で松永さんと共演させていただいております。
 れいちゃんと私は、何を隠そう大親友です。お互いの家に泊まりっこしたり、お休みの日には仲間達とバーベキューを楽しみ、夜も更ければれいちゃんと二人、お互いの秘密を打ち明け合います。仲がよいだけではありません。時には殴り合いのケンカもします。でもその後、二人の友情はますます深まるのです。将来は子供を一緒に産んで同じ小学校に通わせる計画も、もちろん立てています。プライベートだけではありません。二人で計画中の演劇ユニット『レイ&メグ』では“女版おかしな二人”の上演を企画し、これをライフワークとしていく予定です。
 嘘です。全部私の妄想です。実際私は松永さんとほとんど話らしい話をしたことがありません。そんな私にこの欄を執筆させるのですからやっぱり松永さんはナゾの人です。近くにいるとなぜかドキドキします。何か気のきいたことを話さなければ・・・と、手のひらにじっとりと汗をかいてしまいます。早くこんな状況から脱さなければと勇気をふりしぼって飲みに誘うと「今日はちょっと・・・」と、ナゾのほほえみでさらっとかわされてしまいます。一度、稽古場に行く時松永さんと一緒になったことがありました。彼女はケイタイで誰かと楽しそうに話していました。その関西弁の響きが心地よく、今でも耳に残っています。“電話の相手は誰だ!玲子!お父さんに隠し事は許さんぞ!!”私は自分にも理解不能なジェラシーをその電話相手に抱いたものです。そんな松永フェチの私ですから本番中はもちろん、松永さんのお芝居を舞台のそでからのぞき見ています。コスプレのような衣裳はちょっと笑えますが、時にあどけなく、時に妖艶にまさに子ネコのような彼女に私の瞳は釘づけです。妄想が現実になる日を夢見て、日夜アタック光線を出し続けている私に、松永さん、あなたは気づいているのかいないのかとってもクール。でも今回は旅公演があるわ。「今日はちょっと・・・」とは言わせない。もうお互いに飽き飽きする程遊びましょうよ!マツナガさん・


山名宏和

[マツナガさんの発言(思い出し順)]

『そうなの?』
マツナガさんの口癖である。
聞いていると日に何度も口にしている。
『そうなの?』
アガペーの時は、特によく聞かれた。
キッチュさんがもっともらしいことを言う。
その度にマツナガさんは言うのだ。
『そうなの?』と。
しかし、キッチュさんの言ったことの大半は嘘で、後で騙されたと悔しがるのだが、それでも、その30分後には、また言っている。
『そうなの?』
信じたいんだけど、どうしても猜疑心が混じってしまうマツナガさんの『そうなの?』には、騙され続けた者ならではの微妙な味わいがある
そう、意外と騙され続けてきたのだ。

[D/J]の時は、即興クイズ大会が流行った。
みんなが自分のくだらぬ知識の粋を尽くして、アドリブでクイズを出しあう。出題者は主にキッチュさんと大王の2人。マツナガさんは極めて正解率の低い解答者だった。
それはさておき。
そんな流れを受けて、公演が終わってからしばらく経ったある時、僕はこんな問題をメールで送った。
[労働省の職種区分表には『ひるつけ人』という職種があります。これは一体、どんな仕事なんでしょうか。
正解したらプリンを差し上げます]
甘い物は苦手なマツナガさんだが、プリンは好物なのだ。
翌日、マツナガさんからこんな返事が返ってきた。
『分かりません。でもプリン』
でもって。
賞品という概念を根本から覆す発言。
しかし、そこにはマツナガさんの生き方の指針が滲み出てる気がする。

TOKYO FMで[サタデーウェイティングバー]という番組の構成をやっていて、時々、その中のコント部分にマツナガさんに出演してもらうことがある。
先日、その収録があった時のこと。
実は収録の後、一緒に故林さんの舞台を見に行くことになっていたのだが、収録から開演までのわずか1、2時間の間にマツナガさんは取材の仕事を入れていた。取材場所が劇場のそばだったので、僕も近くまで一緒に行ったのだが、途中でマツナガさんは、取材に来るライターさんに電話を入れた。初対面のライターさんが、自分のことを分からなかったらどうしようと思って、電話したらしい。細かい気遣いである。しかし、運悪く相手は留守電。そこでマツナガさんは留守電に、こう吹き込んでいた
『赤いカバンを持ってます。それから近未来っぽい時計をしています』
近未来っぽい時計って。
第一、時計を目印にしてどうする。いちいち手元をのぞけって言うのか。まあ、確かに赤いカバンは目印になるが、待ち合わせ場所を喫茶店。椅子の上にでも置かれたら、まったく目立たない。普通、そういう時は服装とか言うんじゃないの。
そう言いかけて止めた。
なぜなら服装で、自分のことを伝えるには、マツナガさんはこう留守電に吹き込まなければいけなかったからだ。
『縞模様のない、サバのようなTシャツを着ています』

[D/J]の公演期間中、マツナガさんは自分の鏡前に、週刊文春から破りとった[吉井レイ]の水着姿のグラビアを貼っていた。そのグラビアを初めて見た時、マツナガさんはこう言った。
『カッコいい』
深紅の大胆な水着は、確かにセクシーというより、カッコよかった。だから、マツナガさんの発言は間違っていない。しかし、その次のマツナガさんの発言は、楽屋に微妙な空気を漂わせた。
『これ衣装さんに見せて、こういうのにしてって言おう』
このグラビアについては、翌日、こんなことも言っている。
『お腹の辺りはイケるのよね』
何がどうイケるのかは、週刊文春のバックナンバーを探して、実際に自分の目で見て頂きたい。確か今年の6月末ぐらいの文春である。
同じ時、マツナガさんはこうも言っている。
『でも、ちょっと足はねえ』
足はちょっとどうなのか。これもグラビアを見て確認してほしい。
[D/J]が終わってからも、マツナガさんの深紅の水着に対する思いは消えなかったようだ。
久しぶりに会ったらしいナイロンの役者に、マツナガさんがこう話してるのを、ふと耳にした。
『とってもイイ水着を見つけたの』
それまで夏の公演の話をしていたのに。いきなりまたあの水着の話だ。しかも嬉しそうな表情で。どうやらマツナガさんは、舞台であの水着をるつもりだったらしい。そういえば、チラシに描かれた四つん這いの裸の女のイラストを見て、『あ、私これやりたい』って言ってたもの。
だが、実際はセーラー服姿だった。
確かホームページで、
『最近、腕とかタプタプしてきたので、水着じゃなくてよかった』的なことを書いておられたが、それはあくまで謙遜である。
[超老伝]の時、マツナガさんが言った印象的な発言がある。
『脱ぐと決まったら、なぜか痩せるんです』
まさに女優の鑑である。

そんなマツナガさんだが、かつてはボディコンだった。
嘘じゃない。本人から聞いたんだから。
これもまた[D/J]の時、たまたま2人でご飯を食べる時があって、その時、突然言われたのだ。
『私、昔、イケイケだったんです』
イケイケって。
それより、何だこのいきなりの告白は。笑ってほしいのか、ツッ込んで欲しいのか、それとも自分の青春をともに懐かしんでほしいのか。意図が分からない。呆然としている僕を横目に、マツナガさんは次々と恐ろしいことを言う。
『腰のところに金の鎖をつけてたんです』
『前髪も立てていたんです』
しかも、その姿で落語をやっていたのだ。
しかし、その2年後、マツナガさんはボディコンを脱ぎ、髪を切り、イロモノへの道を断念する。そこには色々な葛藤があったらしいが、聞きそびれてしまった。

最後に少しぐらいはイイ発言も書こう。
『難しいホンを書きましたね』
あるラジオコントを一読しての言葉である。
お仕事で来た[声優さん]には、この言葉はなかなか言えない。
別に本人は特別な意味で言ったわけじゃないと思うけど、この言葉を聞いた時、僕としては頼んでよかったと思ってしまったのだ。
それは何故かというと・・・・
書きたいのだが、この原稿を頼まれた時に『褒めないでくれ』と言われたので、これ以上は書けない。
そう、マツナガさんは褒められることに飽きているのだ



フジタ藤田秀世

松永さんとお会いしてからというもの、私の対人判別には松永度何パーセントかという新たな物差しが出来ました。新しい出会いがある度に、「ああ、この人は松永度50パーセントか・・・」とか、「こいつはせいぜい10パーセントってとこか」てな感じの。
当然松永玲子本人は松永度100パーセントなわけで、松永さん以外に100パーセントな人はいないわけです。いたらそれは松永さん本人ということになってしまいます。
しかし可能性として120パーセントとか、200パーセントとかという人ならいるかもしれません。私自身はそんな人に出会ったことはありませんし、出会いたくはありませんが。
なぜなら松永度100パーセントを超えた存在には恐怖すら感じるからです。
こう書くと、「松永度は危険指数か」と思われるかもしれませんが、松永度は美しさの指数なのです。いやマジで。
松永度が示す美しさを飛行機に例えるなら、民間航空機は松永度が低い飛行機で、マッハで戦闘に赴く流線型のジェット戦闘機は松永度が高い飛行機と言えます。
この場合、破壊力の高い兵器を搭載していればいるほど松永度は限りなく100パーセントに近づき、かっこよさがアップするわけですが、核兵器を搭載していると、松永度100パーセントを大きく超えてしまい、途端に恐怖の対象となるわけです。
動物で例えると、草原でモゴモゴと草を食ってる草食動物は松永度の低い動物で、しなやかな肢体で悠然と草原を行く肉食獣は松永度の高い動物と言えます。
ライオンが金色の鬣をなびかせながら、ガゼルを追っている姿なぞは松永度100パーセント。しかし人を食った途端にこれまた松永度100パーセントを超えてただ残忍な光景となってしまうのです。
動物で思い出しましたが、私と松永さんは動物占いで同じチータでした。
かねてから自分の松永度は低いと思っていた私にとって、やや信じがたいことではありましたが、松永さんはえらく納得している様子でした。
その時の光景を例えるなら、ご機嫌なライオンが、「お前も同じ肉食だもんなあ」とハイエナの肩を叩いていて、ハイエナはひどく恐縮・・・といったところでしょうか。

ともあれ、松永度が指し示す美しさについては理解していただけたでしょうか。

今「猫ニャー」への客演で稽古の日々です。初顔合わせとなる役者さんそれぞれに、当然松永度をあてはめてみましたが、これまでで最高の高松永度、約80パーセントを記録している役者を発見しました。
是非松永さんご本人にもご紹介したいので、公演には足をお運び下さい。このホームページをご覧の皆さんも是非。

そりゃそーと、私は猫を飼っているのですが、会うたびに松永さんは「猫、まだ生きてるんですか?」と訊いてきます。まだ1歳の子猫です。それを訊くなら「猫、元気ですか?」が普通だと思います・・・。まあ、そんな松永さんが私は大好きですが。



デメタン大堀こういち

松永という女

えーー。私は、大堀こういち という者です。「テキサス」という、まあ一般的にユニットと呼ばれてしまうような物を組んで公演をしたりしなかったりしています。客演とかもしたりね。元健康だったり。・・・来年は色々な舞台に出演したいと思っていますので、どなたか呼んでください。とまあ、そんな私が松永という女について語ってしまいます。
さて、彼女と知り合ってかれこれ約1,2年。いや、およそ3,4年ぐらいになりますが、私が彼女の何を知っているのか、知ろうとしているのか、それはさっぱり分からないんですが、これを機会に彼女の1から10までを大まかに8割程度知ろうと決心しました。
今は、12月17日から本多劇場で公演するナイロン100℃「テクノベイビー」の稽古中で彼女を観察するには絶好のチャンスなのです。ワクワクドキドキモッチモチ! さあ。松永という女はどんな女なのか、女である松永はどうなのか、どんな松永が女なのか、松っちゃん永ちゃん松永なのか、始まり始まりいー。

その1 名前は、松永玲子。画数は22.3画。良い数字です。そうとうがんばらないと地獄です。
その2 身長は何センチぐらいなのかなあ。んーー。大きくはないなあ。
その3 顔のつくり。・・・肌が綺麗っぽいなあ。でも近くで見たらどうかなあ。あ、今変な顔をしたよ。
その4 よん。いやよん。やめてよん。
その5 良家の娘と貧乏な娘がうまあく調合されてるね。松永さんって。
その6 痩せたよなあ。
その7 年齢はいくつなのかなあ。・・・27才ぐらい?
その8 iMac-DV欲しいな。
その9 松永さんと話す機会が全然ないなあ。僕のこと嫌いかなあ。
さの10 なんだよ。さの10って。

・・・とまあ、松永という女について随分と味わい深く観察してみました。おそるべし松永玲子。次はギタギタのメッタ刺しだあ。
どなたか来年の舞台呼んでください。大堀こういちでした。



山西 惇山西 惇

どうも、そとばこまちの山西と申します。このたび「超老伝2000」というお芝居で松永さんと4度目の共演をさせていただきます。この場は思い切ってレイコちゃんなどと呼ばせていただこうと思います。レイコちゃんと初めてお会いしたのはケラさんの「虫歯とタクシーその他の不幸」というラジオドラマの現場でした。そのときは京都の大学出身であるとかそんなお話しをしたような記憶がございます。そのお仕事が縁で、私はナイロン100℃の「ザ・ガンビーズショー」というお芝居に出させていただきまして、それが2度目の共演でした。共演と言っても殆ど同じシーンはなかったかもしれません。私が、レイコちゃんの手首から毒を吸い出そうとして、毒どころか体液を全部吸い出してしまいレイコちゃんがフニャフニャになってしまうシーンがあったぐらいでしょうか?「ガンビーズショー」の本番中から「超老伝」の初演の稽古が始まり、ラジオドラマから数えると「超老伝」の本番終了まで、かれこれ半年近くレイコちゃんとお付き合いさせていただきました。
レイコちゃんはその物腰がまず、私好みであります。決してキャピキャピしたところはございません、少なくとも私の前では。いつも上目使いで、私の心の底を探るように接してきてくれます。大阪弁で言うところの「気い使いい」なのであります。ですがその上目使いの目の奥に、決してお前のご機嫌などでは揺るがんぞという頑固な自我も見え隠れしておるのです。私も相当に「気い使いい」で「頑固」なので、その辺の機微はよくわかるのです。
そんなわけで、半年近くも一緒に仕事しとったにもかかわらず、私とレイコちゃんの間にはビミョーな距離感が生じていたのでありました。別にそれは心地良いものだったのですが。
さて、「超老伝2000」の稽古に入り、少しお互いに距離が縮まってきているように感じているのは私だけでしょうか?再演ということで少し余裕があるからでしょうか、私は今回レイコちゃんのいろんなところを新しく発見しています。髪の毛ぴっちりわけ目いれてるなあ、とか、結構目の下に疲れが出やすいンやなあ、とか、まあいろいろ。
そんなことも理由になっているのか、稽古場に行くのがこんなに苦じゃない稽古はそうそうないです。今回の「超老伝2000」は楽しんでやれそうです。再演もいいもんだなあ、と実感している今日この頃です。レイコちゃん本番までどうぞよろしくお願いします。皆さんも是非見に来てくださいね。
あと、山西は2月5日から「あすか」に出たりします。「超老伝2000」の稽古中
に撮影してた「八丁堀の七人」はおそらく2月24日放送です。笑えます。また見てください。ほんじゃ。

山西 惇



村杉蝉之介村杉蝉之介
マツナガ宅をごらんのみなさんコンバンワ。村杉蝉之介といいます蝉之介と書いてセミノスケ読みます。松永さんとは今、『絶望居士のためのコント』ゆうムズカシイ、ムズカシイ名前の舞台でごいっしょさせていただいています。私は大人計画ゆう劇団の下っぱの役者です。大人計画?なんじゃろね?なんやしらんあやしいあやしい名前だねえ。松永ファンやったら「たまひよ」のダンナ役が大人計画の人ゆうたらピンとくるかしら?阿部サダヲゆうのが彼やね。
実は私、松永さんと、ほとんど話、したことありません。なんでこんな原稿たのむんやろ?イヂワルなんやね、きっと。ナイロンの女優さん、なぜか私をいぢめるねえ。峯村さん、村岡さん、犬山さん・・・なんでやろ?松永さんだけが私をいじめん思うたら、これや。最後に大きな大きなイジメ、とっといたんやね。みんなが「腹黒い、腹黒い」ゆうとったんは、こういうことやった。コワイ、コワイ。でも私松永さんのこと、とってもとっても好きですよ。ショートカットやし。それにいつやったか、パチッとした、けいこ着、着とった。それ見て私、ピンときましたよ。チンコが。こんど、いっしょにお風呂は入りましょうね。あと彼女はコロコロ、コロコロよく笑います。まあ、カワイイ、カワイイねえ。私、笑わしたことないけどね。歳いくつなんやろ?わからんねえ。あとで聞きましょ。あと私ビックリしたのが、彼女関西人なんやね。まあ、おどろいた。私、関西女に目がないね。
なんやしらん、さっきから私、関西口調で書いとるけど群馬出身なの。これは私の尊敬する淀川長治のマネやったんやね。まあ、あなた気付かんかった?しばいばっか見ないで、もっと映画見なさい。で、彼の芸風、継ごうゆうてね。話、横にそれた。関西女ね。
私、プライベートで大阪行った時、テレクラ行きました。テレクラ。テレフォンクラブのことやね。ナンパも出来んし、てっとり早く関西弁聞くにはテレクラや!!思うて行きました。5時間くらいおったかしら。そのくらい好きね、関西弁。そしたら、まあ、ある日楽屋でボ〜ッとしとったら横から、なんやしらん関西弁が聞こえてくるやないですか。流暢な流暢な関西弁やった。まあ、彼女がケータイで話しとった。私、ドキドキ、ドキドキしましたよ。そん時も私、ピ〜ン!!ときましたよ。チンコが。まあ、そんなこんなで私には近よりがたい彼女やから近よれません。いまだに。なんやしらん見透かされてるようで。私、高卒やからね。こないだ、彼女、私のメールアドレス聞いてくれました。まあ、うれしかったなぁ。でもまだメール来たことないねえ。まあ、本当腹黒いね。
でも私、彼女、好きよ。なんやしらん小悪魔ってカンジが。若いころから、さぞや男はメロメロやったやろうねえ。今も若いのかしら。今回の看護婦姿もステキよ。私、本番中ピンときて、ツッコミ甘くなります。キラキラメイクもまいるね。あとは・・・松永さん!もうこのへんでカンベンして下さいっすよ、イタイ!!やめて下さいっすよ。今、うしろから、ムチで・・・イタッ!!サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。イタイ。すいません。ぺしっ。昇天。(談)


小市慢太郎小市慢太郎

僕は、文章が下手なので手紙を書きます。
年々歳々人同じからず、といいますが最近、ホント、そう思うのです。
僕と玲子ちゃんが知り合ってもう10年ほど経ちましたがやっぱりお互い変わったでしょ。どうですか?僕は自分でどんどん変わってきたなー、と思っているのですがあなたはどうですか?
最近の僕は少なくとも10年前の僕より自分のことをよく知ってるし、楽になったし、いい意味で開き直ってきたというか、うん、もうこれ俺、しゃーない、ごめん、ヨロシク、って感じなのです。
玲子ちゃんはどうですか?
ナイロンの『ナイス・エイジ』で10年振りに共演するのも何かの縁なので今、久し振りに玲子ちゃんに会って僕が伝えたいことというか、ふっとあなたにたいして思った事を正直に書きます。
自分というものを信頼してあげて欲しいのです。自分というものを大切にしてあげて欲しいのです。周りから見た松永玲子でなく、本当の自分を。
そんなことをふっと思ったので、もう、全然「ハ?」って感じなら軽く流してやってください。気に障ったなら、ごめんなさい・・・。明日からもどうぞよろしく。

小市慢太郎



原金太郎原金太郎
『ナイス・エイジ』に出演してる原金太郎です。
休憩15分を含み3時間半を超える大作であるにもかかわらず、長さを感じない、非常に面白かったとの評判で嬉しい限りです、是非みにいらして下さい。
さて、松永玲子さんのことですが、初日前日(8月31日)本多劇場で神主さんを呼んでお祓いをしてもらった直後の場当たりで彼女セットに足をぶつけて少し切って青アザをつくりました。
その時、シップ薬を貼ってあげました。
その夜、まだ半分しか場当たりもできなく、ゲネもできそうもないまま初日を迎えるという緊張ももちろんあったのですが、それより松永の足の傷が心配で1時間くらい眠っただけで目覚めてしまい、それきり眠れませんでした。これこそ恋でなくてなんでしょう。
でも僕は松永のことは何も知らないんです。『超老伝2000』で何て達者なひとだとは思いましたし、今回の台本執筆の参考にとエチュードを5月末から6月にかけて3日間やったのですが(結局彼女と一緒のシーンは今回全くないので)、その時組んでやった印象は、演技するひとだなァ、つまり、つくってるなァというものでした。本番になってからの彼女の芝居を全く見てないので、うかつな事は言えないのですが、確かに、達者だし、可愛いし、肌はつるんとしてきれいなんだけど、その本質に触れてみたいと思っても、きっとするりとかわされてしまうんじゃないか?彼女が自分をさらけ出すようなことがあるのだろうか?
ひょっとしてこのひとは男と寝ている時も本性をみせることはないかも知れないな、というような印象です。
これからも、いろいろな舞台を器用にこなしていくとは思うんだけど、それだけじゃない、何かを感じとりたい。
彼女自身で収拾のつかない様な状態におちいらせてみたい。その時、技術なんてへでもない何かが出てくると思うのだけど・・・。とりとめもなくつづりましたが、まあこれは女優松永玲子へのファンレターです。
千秋楽までよろしく。


生瀬勝久生瀬勝久
どうも生瀬です。いやー参りましたな、紹介文?あれ?字にすると中国の人みたい。紹介文を書けってか?どうする?断るか?理由は・・・、これといって見当たらんし・・・。では・・・。松永玲子さん、・・・。・・・いやー解んないな。うちの山西が共演した「超老伝」も観たんだけどまだまだなんか隠してるみたいで・・・。今年の初めは私の書いたラジオドラマに紅一点、素敵な声を披露してもらい、「人間風車」で実際私が共演したんだけど、・・・やっぱ解んない。私あんまりお酒の席に行かないんでそれも原因なのかもしれないけどあんまり話してくれないんだよな。まあタイプじゃないんだろうけど、紹介文を頼んだんだから少しぐらい私におべんちゃら言っても損はないと思うんだけど・・・。まあこんな事書いていたらきっと「生瀬が喋りかけてこないからだ!」と言いそうだけどこれだけは言っとく。「あんたがそういう空気を出してるんだ!」八十田なんかとは嬉しそうな顔して話してるじゃないか!おお、いけないいけない、何やらやきもちを焼いているかのようになってしまったぞ。・・・おっそうだ!あったあった!松永男前事件!大阪公演の中日に、新世界の通天閣の真下にある「もつ鍋屋」に行った時の事。うまかったうまかったと上機嫌で帰ろうと道端でタクシーを拾おうとメンバーでたむろしていると、何やら若い男優陣が困った顔をしている。「どうしたの?」私が聞くと、「松永さんがせっかく新世界まで来たんだから、飛田に繰り出せって言うんですよ・・・。」(ちなみに、飛田とはきれいでやさしいおねえちゃんのおるとこです)見ると松永は、迷っている若い男優陣を少し軽蔑したような目で睨みつけている。いやいやちょっと待てよ松永。別にいいじゃないか。彼らもおこずかいに相談しなきゃならないし、しかも公演の最中だし、今日はもつ鍋を食べるのが目的だったんだから。しかし松永の目はこう言っていた。「男なら酒飲んでけんかして、博打やっておねいちゃんと遊ばんかい!」うーん男前だね・・・。しかもはげが好きって言ってたなあ。あと、もし松永に好かれたかったら、ホワホワの物あげればいいです。じゃあまたどこかでまたその男前加減にお会いできます事を夢見て・・・。


小須田康人小須田康人
「インターネットのホームページに載せるので、アタシを誉める文章を無報酬で書け」
 という突然の要求に驚いて訪れると、すでに22人もの関係者がこの一方的な要求を受け入れて文を寄せていることが分かり、さらに驚かされた。それぞれに忙しかろうに概ねかなりの行数を費やして、曰く、魔性の女、芸達者で性格が強くて本能的でお利口でジュンサイ、極道者、複雑怪奇、肝が据わっている、フェロモン女優、腹黒い、クール……。これじゃあ何がなんだか分からない。ジュンサイってのも分からないけど。ヌルリっとした性格だとか、そういう意味なのか?
 自分はというと、すでに同様の感想もいくつか掲載されているが、特段親しくしているわけでもないのになぜオレに、という思いでいる。ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏らによる新結成ユニット、オリガト・プラスティコの第1回公演『カフカズ・ディック』稽古中の今、稽古後の飲み屋を何度か一緒したが、始め1〜2杯ビールを飲んだあとはずっとウーロン茶をオーダーし、決して隙を見せようとしない。まあ、初めての飲みの席で私の方が調子に乗りすぎ、早々につぶれてしまったものだから、こんなヤツと酒席を共にしたところで得るものはないと見切られた可能性は十分にあるのだけれど。
 こんどの芝居で私が演じるのは、タイトルロールのユダヤ人実存主義作家(とされる)フランツ・カフカ。彼女は、カフカ最晩年のごく短い期間交際し、最期を見とった恋人役を演じる。当然、芝居の中でふたりの愛情を描くシーンが(残念ながらホンの一瞬にすぎないが)あるのだけれど、なかなかしっくりとこない。距離感を掴みかね、今ひとつ踏み込めずにいる様子だ。もちろん、多くの知己から賢く、勘がよいと太鼓判を押されている彼女のこと、本番までにはきっちりと結果を出してくれるものと確信しているが、一方で評される、肝が据わっているとか性格が強いとか、そういう印象はあまり受けない。例えて言えば、友好的かつ自信に満ちた笑顔を浮かべる彼女の姿の、その精巧な絵が描かれた盾の裏側に身を潜め、ある種の警戒と緊張を決して解くことなく小さな覗き穴から相手を観察している、そんなイメージが思い浮かぶ。
 この種の自己防衛的演技は誰でもすることだ。私なんぞは盾どころではない。にこやかに笑いながら握手の手を差し出す己の姿をコンクリート製の土管の表面に描き、自分はその細い土管の中に入って身を守っているのである。もちろん覗き穴はしっかり仕込み、相手の観察は怠らない。だが、やはり土管では具合が悪い。攻撃に転ずることができないし、機動的にポジションを変えることも不可能。強敵が現れたら息を殺して通り過ぎるのを待つだけだ。
 彼女の場合はさらに、盾に描かれたその自画像を、相手によって様々に掛け替えているのではないかと思う。巧妙な戦略である。彼女についての証言が人によって大きく異なるのは、きっとこのためなのだ。もしかすると、私がイメージした盾の裏側から相手を観察する彼女の姿も、ほかならぬその盾に描かれた虚構の肖像なのかもしれない。正体を見抜いたつもりになっていて実はそんなまやかしの姿を見ているのだとすれば、それはまさに私がドカン人間だからだ。
 社会に、自己を映し出す鏡は他者の存在としてしかない。相手を知ろうとする行為を通じて、自分自身について知り、知らされる現実が常にある。彼女の場合、その自分自身を知らしめる度合いが世間一般の人よりほんのちょっと大きいのだろう。彼女の印象としてまた多く一致するところの、どこか謎で、捕らえどころのなさ、そして彼女を知るおそらくほとんどの人が、彼女を興味深く思い、好意を持つ事実は、これと無関係ではないはずだ。自己への探求は(きわめて困難であるものの)誰にとっても抗しがたい不可思議な力によって引き寄せられる課題である。この稽古の押し迫った時期に、おまけに何の見返りもなくこんな要望を引き受けて
しまうのも、つまりそういう理由からなのだ。


三上市朗三上市朗
私は松永玲子の事を「レイコ」と呼んでいる。
一部の人には「レイチェル」と呼ばれてるがそれは本当にごく一部。私は「レイコ」と呼ぶ。なぜなら付き合いが長いからだ。
M.O.P.がオリジナル作品を手掛けるようになってからだからもう10年以上になるね。その頃はレイコも私もまだまだケツが青い頃だったね。
その上私は彼女の先輩にあたる。
レイコはみなさんも御存じであろう「京都女子大学・落語学部」出身である。私はその大学の付属小学校に通っていたのである。また艦長ったらつまんない冗談言ってるとお叱りをうけそうだがそうじゃない。「京都女子大学」の付属小学校は「共学」なんだ。ま、そう力説することもないか。
前置きが長くなってしまった。
要するにこれだけ付き合いが長いのに、やっと紹介文を書いてくれと頼まれた。いや、別に紹介文を書きたかったわけじゃない。
これがレイコなのだ。
レイコは「照れ屋」で「寂しがりや」で「おっさん」で「女の子」で「神出鬼没」である。
これだけ並べるとなんだか訳わからんがとにかくそうなのだ。
最初に言いたかったことは「照れ屋」である事が言いたかったのじゃ。あ、間違えた。
言いたかったのだ。
「神出鬼没」であるのはとにかくいろんな所で見かけるからだ。私がたまに芝居でも見に行こうものならそこには必ずと言っていいほどレイコがいる。あとは新宿、渋谷、六本木・・・ま、どこも劇場があるとこだけどね。よっぽど芝居が好きなんだろうね。
ま、あとの「寂しがりや」で「おっさん」で「女の子」な部分は別の機会にとっておくとしてレイコの実家は大阪・心斎橋のど真ん中にある。だからどうって事はないんだけどね。ただ10年程前にその実家のテナントビルのロゴのはいったパーカーを「いいな」って褒めた事は憶えてるかな?あのカラシ色のパーカー。また『カフカズ・ディック』の稽古場でも着て見せてよ。

横町慶子横町慶子
ごめんください。ロマンチカの横町慶子です。
今回、松永さんをご紹介することになり、ここ4〜5日間、寝ても覚めても、ずーっと松永のことばかり考えてしまい、「あぁ、もうまるで恋をしたかのようだわ。」なんて思ってしまいました。っていうか、まるで恋しそうです。っていうか、ズルイです。っていうか、「これか!やられた!この手があったか!」という感じです。だって、きっとこうやって、ここに登場された方々は、ずっと松永さんのことばかり考えてしまい、恋しちゃったりするのではないかしら?!男では、飽きたらず、女にまで手を出すとは!
「魔性の女」説は当たっていたんですね。
松永さんが、芸達者で、賢く、クールであることなどは、他の方がかかれているのでそれは置いておいて、まずは、名前です。名前がいい。すごくいい。“松永玲子”という名前。
別に字画がいいとか、姓名判断がいいとかいうのではなく、とても感覚的な事なのですが、とにかくいいんです。大物になりそうな名前というか、イケてる名前というか、売れそうな名前というか・・・。「ああ素敵な女優なんだろうなぁ」と想像できる名前。
役者は芸が命、顔が命、名前が命です。
あとAB型なのも嬉しい。私の周りには、AB型が多く、やたらと気が合います。AB型だと聞くと、「うわ、ひとくせありそう。」と妙に安心できます。松永さんとは、まだ一緒にお酒を飲んだことがありませんので、本当のところは、わかりませんが、無駄のない人ですよね。
余計なおしゃべりはしないし、人には媚びず、でも、あたたかく、どこか一匹狼的なところもあり・・・。(見た目は小動物系ですけどね。)やはり、頭が良いのでしょうね。でも私としては、お酒を飲んで、からまれたりしてみたいですけれどね。そうしたら、めやめちゃ嬉しいかも!!どうぞよろしく・
それから、松永さんは、すごく肌がキレイ。
私は、美しい女というのは、まず肌が美しくないと成立しないと思っているので、一目見て「合格!」という感じでした。本当にキレイな肌してますよ。近くで松永さんにお会いした方はよくよく見てみて下さい。手をのばしたくなるはずです。夜型なのにキレイでエライと思います。
それから、小動物系といえば、巷で、松永さんはネズミに似ていると言われていますが、私は、ミーアキャットに似ていると思うんです。時々、楽屋口で「あ、ミーアが歩いている」と、間違えたりすることがあります。松永さんて独特な体型をしているんですよね。丸いお顔に、ヒョロヒョロの細ーい肢体。くびれがあるのかないのかわからないヌルっとした胴体。あと歩き方も独特です。何でしょう。体型が不思議なのか、歩き方が不思議なのか、わかりませんが、どこか、素っ頓狂なのに気だるそうな感じを漂わせています。始めの頃はコワイ人なんだとばかり思っていましたけれど・・・。それは真顔でいることが多いからです。松永さんは真顔がコワイんです!
コワイ顔といえば、今回、ナイロンの『すべての犬は天国へ行く』で、ご一緒させて頂いているのですが、カーテンコールの振付けもしていまして、ダンスの稽古の時の顔はコワかったですね。皆さんもご存知のとおり、どうやら、松永さんは、ダンスが少々苦手のようで(私はそんなことないと思います。)、真剣なあまり、ものすごい形相で踊っていて、ケラさんに「松永、顔コエ〜よー。」と言われていました。でも、私はそんな松永さんの踊りは、とてもチャーミングだと思ったので、ど真ん中で踊ってもらうことにしました。(笑)もうこの際だから、これからは、どんどん踊って欲しいです。ねっ!いや、きっとチャーミングだと思いますよ。皆さんもそう思いませんか?って2年後とかに、ダンサーになっていたりしたらどうしましょう!!!あっでも、変体動物仲間としては、それもいいかもしれませんね。
松永さんは、今後もたくさんの舞台で、ヘンタイしていって下さい。そして世の中の人々をびっくりさせちゃいましょう。楽しみ・
P.S. 今回は外側からの松永玲子嬢でしたので、いつか、内側からの松永玲子嬢をご紹介してみたいと願っています。

粟根まこと

松永のマツナガたる所以は言えん

マツナガの真顔は怖い。
まあ、私もそう見られるタチで、人のことは言えた義理ではないのだが。黙っていると不機嫌だと思われる。ただ普通にしているだけなのに。こういうタイプの人は敬遠されやすい。いや、ファーボールという事ではなくて。押し出しで一点という事でもなくて。「昨日、街で見かけたけど、なんか怒ってるみたいだったから声掛けなかったよ」とか言われてしまうのだ。ただ普通に歩いていただけなのに。こういう点は確かに損だ。だが、得することもある。それは普段が不機嫌に見える分、ちょっと笑っただけで上機嫌に見えることだ。
そういうワケで、マツナガの笑顔は可愛い。あんまりホメてないか?
マツナガはフワフワモケモケした物が好きだ。
これはまあ有名な事なので改めて書くのも気が引ける。私もモケモケしたものが結構好きで、ヌイグルミなども好きなのだが、増えると困るのでなるべく買わないようにしている。とか言いながら先日トンベリのヌイグルミを発見して買ってしまったのであるが。で、マツナガなのだが、先日共演した芝居には「うさぎ社長」というのが登場して、これがまたモケモケしているものだから、ダメ出しの時間についついうさぎ社長にジャレて演出のダメも聞いていないマツナガを見た時、やはり噂は本当だったのだなと改めて確認したものだ。
そういうワケで、マツナガにはダメ出し時にモケモケしたものは与えてはいけない。
マツナガは簡単に餌付けされる。
そんな風にダメ出し中にうさぎ社長にジャレてしまうのは、自分に対するダメ出しで精神的にまいっている時なのだ。弱っているマツナガにチョコレートを与えてみると簡単に餌付けできる。空腹になるとかなり不機嫌になるので、そういう時にも餌付けしやすい。が、私も割と甘い物が好きなので、私も餌付けしやすい筈だ。まあ、私の場合、食べるだけ食べて恩義は感じないのであるが。マツナガの偉いところは物をもらうとちゃんと嬉しそうにすることだ。表情が顔に出ないタイプにしては処世術を身につけていると言えよう。
そういうワケで、マツナガが弱っている場合、何か食べ物をあげよう。
マツナガはマイペースだ。
何かと人と一緒に居たがる人というのはいるもので、食事したり出掛けたりする時に連れを探してしまうのだ。これはまあ、良いとか悪いとかの話ではなくそういうタイプだという事なのだが、その分類でいくとマツナガは独りが好きなようだ。私も極端なマイペースで、自分の決めた段取りを乱されたりすると怒ってしまう。集団の暖かさよりも独りの気楽さを優先してしまうタイプ。独りでいるのが苦にならないのだ。マツナガも独り上手のようだ。その割にはオトコはたくさんいたんじゃねーかよ。と私の憶測含みで確認してみたりして。そういえば飲みの誘いもほとんど断らないところも私とちょっと違う。
そういうワケで、マツナガが独りでいる時には飲みに誘ってみよう。
こう書き連ねてみると、マツナガと私はよく似たタイプの人間だがちょっと違う、ということが確認できた。そりゃそうだ。他人なんだから。まあ、似たタイプなのでつきあうのに苦労はいらないということは確かなようだ。ただ、毒吐きモードになった時のマツナガの扱いの難しさは変わらない。基本的に扱いにくい人だ。あ、その辺も私によく似ている。まあ、今後とも仲良くしていきましょう。

水谷龍二

 松永玲子さんとは今回が初仕事(「ストロベリーハウス」)だが、僕にとってはやりやすい女優である。何がやりやすいかと言えば、芝居が的確で頭がいいこと、ダメを出しても一発で理解してくれる。余計なことは一切言わず、黙々と演技者に徹してくれる。そういう役者はやっぱりいい。飲み屋においても意外とおとなしい。もっと親しくなれば別なんだろうが、どちらかといえば聞き役で、こちらはつい言わなくてもいいことまで話してしまう。おじさんの扱いもなかなかうまい。今回の芝居で松永さんとでんでんは恋人同志なのだが、でんでんが本気で松永さんに惚れてしまった。それはそれで悪いことではないのだが、稽古中毎日酒に誘われてはたまらない。稽古も終盤のある飲み会で松永さんはサラリとでんでんに言った。
「毎日飲みに行こうっていうのはやめてください」
でんでんにとってはちょっとキツイ一言だったが、松永さんらしいと思った。みんながいる前できっちり牽制球を投げる。翌日の稽古で二人の芝居がガタガタになったかといえば逆で、なかなかよかった。松永さんはほんとに頭がいい。しかし、それだけではいい女優になれない。実はまだまだ足りない。
 僕は昔から喜劇が好きで、好きな役者も喜劇畑の役者が多い。男優は数え上げれば切りがないが、女優は少ない。ミヤコ蝶々、若水ヤイ子、菅井きん、市原悦子、樹々希林、若いところで片桐はいり。はいりさんとは来年早々、芝居をやることになった。(「乙女の祈り」共演・光浦靖子、山田花子)松永さんにはぜひミヤコ蝶々を継いでもらいたい。技術的なことはもういい。もっとほしいのは人間的な味である。滲み出るおかしみである。そういえばミヤコ蝶々は男でさんざん苦労した人だった。
松永さんとはこれからも一緒に仕事をしていきたいが、まずは最初の作品「ストロベリーハウス」、皆さんぜひ観にいらして下さい。

水谷龍二